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なろう系アニメの“虐殺シーン”で激論!『転スラ』と『オーバーロード』ファンが衝突

まいじつ

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なろう系アニメの“虐殺シーン”で激論!『転スラ』と『オーバーロード』ファンが衝突 (C)PIXTA

今や、オタク業界を占領しつつある“なろう系”のアニメ作品。最近では作中の倫理観を問い直すような動きも起こっており、『転生したらスライムだった件』(転スラ)と『オーバーロード』をめぐる激しい議論が交わされていた。

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主人公による虐殺シーンが議論に

「転スラ」は、異世界にスライムとして転生した主人公・リムル=テンペストが、人間と魔物が共存する国を創るために奮闘する物語。他方で「オーバーロード」は、オンラインゲームと似た世界に転移した主人公・アインズと仲間のNPCたちが、世界征服を進めていくストーリーだ。

議論の的となっているのは、2人の主人公が敵勢力を躊躇なく虐殺していく場面。「転スラ」のアニメ2期では、リムルが自分たちの国に攻めてきた敵国の兵士を次々に殺害。また「オーバーロード」アニメ3期では、アインズが同盟国の戦争に参戦し、魔法で敵兵数十万人を鏖殺するという凄惨な虐殺劇が描かれていた。

リムルとアインズは、どちらも多くのなろう系に共通して見られる「最強主人公」の代表格。しかし、2人が虐殺という結果に至るまでの過程には大きな違いがある。リムルの行動が自国の民や部下が殺されたことへの報復だったのに対して、アインズにはとくに敵を皆殺しにする必然性はなかったからだ。

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リムルの報復を正当と考える人からは、《ちゃんと敵討ち兼ねてたからまだよし》《仲間を生き返らせるために帝国軍兵士を虐殺しただけ》といった擁護の声が。

その一方でアインズの虐殺に対しては、《あんまり落ち度ない国の一般市民を虐殺してるから大義名分がない》《メタ的な視点で見るとあまりにもクズすぎる》《とにかく残酷に殺しまくるヤバい奴》など、嫌悪感を露わにする人もいるようだ。

実はどっちもどっちだった?

道徳の授業のように白熱する議論だが、本来それぞれの作品の“キャラ設定”をよく考慮すべきかもしれない。前提として、アインズの行動に倫理や道徳を当てはめること自体が間違いとも言えるからだ。

アインズはもともと普通の人間だったが、転移したことによって思考がアンデッド化の影響を受けており、人を殺すことに抵抗を抱かなくなっている。リムルはその逆で、スライムの身体になっていても考え方や倫理観は人間のまま。人間の見た目に変化して過ごしていることも多く、作中においても人間に近い存在と言えるだろう。

こう考えてみると、思考がモンスターと近くなったアインズが人間を虐殺するより、報復とはいえ、中身が人間のままリムルが同族を殺している方が、より苛烈なようにも思えてしまう。

どちらがより倫理的なのか、そもそもなろう系作品の倫理を問うことに意味があるのか…。今後、さらに考察を深めていく必要があるだろう。

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