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【小説】仕事中に突然親友からの電話「知っとるか?」伝えられた衝撃の事実

幻冬舎ゴールドライフオンライン

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「蟹江高校が来年の三月で無くなるのを知っとるか? ラグビー部も既に無いとのことだ」母校の閉校をきっかけに再会を果たした、昔の仲間たち。ラグビーに青春をかけたあの頃が鮮やかによみがえる。第二の青春を謳歌する中年男たちを描いた、真実の物語。※本記事は、相木英人氏の小説『ノーサイドの笛はまだ聞こえない 約束のスクラム』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

プロローグ

二〇〇九年二月一日(日)

愛知県名古屋市 瑞穂区 瑞穂公園ラグビー場

東海地方のラグビーの聖地だ。

東京の秩父宮ラグビー場や大阪の花園ラグビー場と並び歴史のあるラグビー場だ。

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トップリーグの試合や大学の選手権などで使用されている。

ラグビーを行う者にとっては、あこがれの場所であり、皆がこの場所を目指していた。

私たちは今、このグラウンドで戦っていた。グラウンドの脇には大勢の仲間たちが、見守ってくれている。

試合は同点で残り時間はわずかになっていた。前半で蓄えた点差を後半であっという間に追いつかれてしまった。このプレーが最終となるだろう。しかし、このまま終わるわけにはいかない。

これがラストチャンス。ゴールライン手前10mでスクラムとなっていた。

高校時代の先輩たちが、後輩たちが、仲間たちが必死に頑張っていた。

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