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捨てられた40匹のほとんどが黒猫だった。猫たちの飼い主探し大作戦

カラパイア

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 猫は個性豊かで柄も豊か。みんな違ってみんないい。しかし現実では、毛色によって飼い主の選り好みが行われ、欧米の保護施設では黒猫が他の猫と比べて引き取り手を見つけることが困難だという。

 アメリカ・ペンシルベニア州で、捨て猫がいると連絡を受けた保護団体が、救助しに行ったところ、40匹もの猫が!そのほとんどが黒猫だった。

 保護した施設では、なんとかして多くの黒猫たちに少しでも早く飼い主を見つけてあげたいとイベントを開催。するとなかなかの成功に終わったようだ。

40匹の黒猫たちが救助・保護される

 ペンシルベニア州メショッペンの動物保護施設は、およそ3か月前、地域住民からの連絡を受けた。19匹ほどの猫が近所に捨てられているというのだ。

 現場に駆け付けると、19匹どころではない。なんと40匹の成猫と子猫がいた。そのほとんどは、黒猫だったという。

 施設のスタッフは、全ての猫を救助・保護し、必要なワクチン投与を行った後、不妊去勢手術も施した。

 あとは良い飼い主を見つけられるかどうかだ。だがスタッフは、これほど多くの黒猫に、果たして飼い主が見つかるかどうか心配になった。

 というのも、黒猫は他の毛色の猫と比べて引き取り手がなかなか見つからず、これまでも苦労してきたからだ。

 この問題は実はイギリスでも起こっている。イギリスでも黒猫は、写真写りが悪いという理由などから、捨てられるケースが多いという。

 他にも西洋では昔、黒猫は「不吉・不幸の前触れ」や「魔女の使い魔」として不吉の象徴とする迷信があったという経緯もある。

黒猫イベント開催で多くの飼い主を見つけることに成功

 メショッペンのシェルタースタッフは、黒猫たちに永遠の家を見つけるため、獣医に相談し、イベントを開催した。

 イベントには「幸運の黒猫(Black Cat Bonanza)」という名をつけ、自動車ショーと合わせて主催された。ボナンザとは、スペイン語で「思いがけない幸運」という意味だ。

黒猫が他の猫より引き取り手が見つかりにくいのは、きっと多くの人が迷信的だから、という理由もあるでしょう。

猫たちがどれほど愛情深くても、他の毛色の子がいれば、黒猫たちは後回しにされてしまうのです
 シェルタースタッフの、どの猫も平等に見てあげてほしいという願いが込められたこのイベントには、地域の多くの住民が訪れたようだ。

 展示されている車を見るだけでなく、実際に黒猫との触れ合いも楽しんだ地域の人々の何人かが、養子縁組をしてくれた。

 永遠の家を見つけた多くの黒猫たちは家族と一緒にシェルターを去ることができたという。

 実は黒猫って人懐っこい子が多い。頭も良くて空気を読むのが上手なため、触れ合うことで、その良さもわかってくれたようだ。

 あまり引き取り手のいない黒猫や黒猫の子猫たちにとって、この出来事は運命を決定づける瞬間となった。

 黒猫を家族に迎え入れた人たちは、きっとどんな毛色であっても、猫たちが飼い主に与える愛情が同じだということに気付いてくれることだろう。

 なお、シェルターでは現時点でまだ18匹の黒猫たちが保護されており、スタッフは引き続きFacebookで飼い主探しを呼びかけている。

References:Shelter Overflowing With 40 Black Cats Comes Up With Special Plan To Get Them Adopted – The Dodo/ written by Scarlet / edited by / parumo

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