中国外務省は19日に、ロンドンで開かれるエリザベス女王の国葬に習近平国家主席の特別代表として、王岐山副主席が出席すると発表した。
【映像】英政府に反発する中国外務省・報道官
王岐山氏は12日にも北京のイギリス大使館を弔問し、エリザベス女王に哀悼の意を表明していた。今回、国葬に王岐山氏を派遣するのは、イギリスとの関係を重視する姿勢を示したものとみられている。
国葬をめぐっては、エリザベス女王の棺が安置されているホールへの立ち入りについてイギリス議会が中国政府の代表団に認めないという報道もあるが、中国外務省は「イギリス側は外交上の礼儀ともてなしの精神を持つのが当然だ」と反発している。(ANNニュース)