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年齢上がるほど「毎日パン」 値上がり1.3倍が限界

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 若い世代はパン食に傾きがち、という先入観を見事に覆す調査結果が出た。「おにぎり・パンに関する意識調査」(プラネット・東京)によると、毎日パンを食べる人の割合は、年齢が上がるほど上昇している。少なくともこの調査に限っては「若者のコメ離れ」という表現は当たらない。

 7月27~31日、インターネットで4,000人から回答を得た。普段の生活のなかで、米とパン、どちらを食べる機会が多いかを聞いたところ、「米が多い」と回答した人は全体で64.4%。性年代別に見てみると、男性20代を除けば、男女ともに年代が上がるほど「米が多い」と回答した割合が下がる。米を食べる機会が多い人の割合が最も高いのは男性30代(75%)、最も低いのが女性70代以上(56.1%)だ。

 逆に「毎日パンを食べる」人の割合は、高齢になるほど上昇。1週間にどのくらいの頻度でおにぎりやパンを食べるかを聞いたところ、「おにぎりを毎日食べる」のは若い人の割合が高く、「まったく食べないわけではないが1週間に一度も食べないことがある」人の割合は年齢が上がるほど高くなっていく。「パンを朝食で食べることが多い」と回答した割合は20代が最も低く(56.5%)、最も高いのが70代以上(68%)だ。

 もっともこのご時世、小麦粉の値上がりなどで、パン食は不安も多い。「これから先もパンが値上がりするとしたら、あなたはどの段階までパンを買い続けると思いますか」と聞いたところ、最も多かったのは「現在の値段の1.3倍まで」(25.7%)だった。

 
   

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