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中日・立浪監督の木下酷評に「怒る相手が違う」と批判も 痛恨の走塁死直前にあった、致命的ミスは

リアルライブ

 13日に行われ、中日が「0-1」で敗れたDeNA戦。「5番・捕手」で先発した中日のプロ7年目・30歳の木下拓哉にまつわる立浪和義監督の苦言がネット上で物議を醸している。

 立浪監督が問題視したのは、両チーム無得点の2回裏2死二、三塁でのこと。打席の中日・土田龍空がカウント「1-1」から三塁方向へ転がるバントを仕掛けたところ、三走・木下が中途半端にベースを飛び出し三本間に挟まれる。木下は同時に三塁へ向かっていた二走・マルティネスに帰塁するよう指示した後、DeNA内野陣がマルティネスの挟殺を狙う間に本塁に突っ込んだものの、余裕をもってアウトにされてしまった。

 2者残塁で先制機をつぶす形となった木下の走塁について、試合後に取材に応じた立浪監督は「2死で、バントで、三走があそこで止まって、何が起こるかっていう話です。これは選手の野球観につながる問題」とコメント。憤死覚悟で突っ込むならまだしも、中途半端に止まっていてはアウトにされるのは当然と消極的姿勢を酷評したという。

 >>プロ野球・中日戦の審判に「納得できない」怒りの声 試合終了間際の判定変更に批判、木下への態度も物議<<

 この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「確かにあそこで止まるのはちょっと逃げ腰だなとは思った」と同調の声が上がったが、中には「怒る相手が違うだろ、木下よりいきなりバント仕掛けた土田の方を怒れよ」、「土田が独断で変なことやらなければ木下がミスすることも無かったのでは?」、「2死二、三塁、三塁ランナーは鈍足っていう状況でセーフティを選んだ土田の思考が全く理解できない」と、非があるのは木下ではなく土田だというコメントも見られた。

 「木下が本塁憤死するきっかけとなった土田のセーフティバントですが、立浪監督は試合後取材の中でサインではなく本人の独断だったと説明しています。自分が生きることだけを意図したセーフティバントだったのか、それとも木下の本塁生還も狙ったセーフティスクイズだったのかについて言及はありませんでしたが、仮にバントなら成功しても一塁が埋まるだけ、スクイズの場合でも木下は俊足でもないため決まる可能性は低く、どちらもリスク・リターンが見合っていません。これもありファンの間では先制機をつぶした戦犯は木下ではなく土田の方ではないかと、土田には特に苦言は呈さなかった立浪監督に不満を抱く意見も散見されます」(野球ライター)

 2回裏の先制機を逃した後も、最後まで得点を奪えず完封負けを喫した中日。これで今季の完封負けは球団ワーストをさらに更新する26回となっている。

文 / 柴田雅人
 
   

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