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放射線治療で髪を失った母親のため、息子が髪を伸ばし続けてかつらをプレゼント

カラパイア


image credit:allnewsinc/Instagram

 病気を患い、放射線治療を受けた母親が髪を失ってしまった。母のショックを知った息子は、伸び始めていた髪を更に伸ばして、母のためにかつらを作る決心をした。

 2年後、息子は伸ばした髪をカットし、カスタムメイドのかつらを作って母親にプレゼント。母は、息子の心のこもったプレゼントに感激し、涙を流した。



Man grows out his hair to make his sick mom a wig | Banfield

病気が再発し、放射線治療で髪の毛が抜けてしまう

 アメリカ・アリゾナ州に住む6児の母メラニー・シェイハさんは、2003年に鈍い頭痛に悩まされるようになり、その後検査をしてもらったところ、下垂体腺腫(脳腫瘍の一種)と診断された。

 その時は手術を受けて無事成功した。だが、下垂体腺腫の中にはまれに、短期間で急速に増大して、手術で摘出しても何度も再発を繰り返してしまうものがある。

 メラニーさんは2006年に再発、再び手術で除去するが、2017年には3度目の再発し、医師に放射線治療を勧められた。

 この時、メラニーさんは医師に「髪が抜けるのか?」と尋ねたところ医師は「いいえ」と答えたという。ところが、治療して3か月後に髪が抜け始め、大きなショックを受けた。

 頭髪だけでなく、眉毛とまつ毛も抜け落ち、悪意はないのだろうがそのことに関して傷つくような言葉をかけられ、メラニーさんの心は大きく傷ついた。

息子が髪の毛を伸ばして母親にかつらを作る計画

 ちょうどその頃、大学を卒業した息子のマットさんが実家に帰ってきていた。

 マットさんは、服装規定や髪型に結構厳しい大学に通っており、卒業後は自由を楽しみたいと、髪の毛を伸ばしている最中だった。

 家族に「髪を切らないの?」と聞かれると、マットさんは「これから伸ばすんだよ」とジョークで返していたが、その時ふとアイデアを思い付いた。
母は毛が抜けて落ち込んでいる。自分の髪を伸ばして母にかつらを作ってあげよう。
 それからマットさんは、髪を2年間伸ばし続けた。
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伸ばした髪で母にカスタムメイドのかつらをプレゼント

 マットさんは、自分が母のためにかつらを作るつもりで髪を伸ばしていることを、周りの人に話さなかったという。

 しかし2年後にようやく髪が30cmに伸びた時、初めて職場の同僚や友人たちに、伸ばしていた理由を明かしたそうだ。

 そして、マットさんは友人たちとヘアカットパーティーを開き、長い髪をバッサリと切り落とした。

image credit:mercedesmberg/Instagram

母と自分との間で、楽しいプロジェクトとしてスタートしたけれど、実際に長かった髪をばっさり切ると、心にぐっとくるものがありました。(マットさん)
 その後、切った髪はカリフォルニア州のウィッグ専門店『Compassionate Creations』へ送付した。

image credit:compassionatecreations/Instagram

 マットさんは、母親のために2000ドル(約27万円)の費用を支払って、カスタムメイドのかつらを注文した。

 出来上がったブロンドのかつらを着用したメラニーさんは、とても気に入ったようで、大きな笑顔を見せ、マットさんの思いやりに感激と喜びを露わにした。
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我が子にこんな心のこもったギフトをもらって、自分は幸せだと思えました。子供たちに支えられているんだなと実感しました。

息子の髪で作られたかつらをつけていると、より一層息子を身近に感じる気がします。
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 マットさんは「母は、自分に多くのものを与えてくれました。母にできることは少ないですが、母の役に立ちたいと思ったんです」と話している。

References:Son Grows Out Hair for 2 Years to Donate Wig to Own Mother/ written by Scarlet / edited by / parumo

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