ディズニーの名作アニメーションを実写映画化した『ピノキオ』が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney +(ディズニープラス)」で配信中だ。ピノキオの声を担当するのは、ドラマ「未来への10カウント」や『劇場版ラジエーションハウス』などに出演する子役の川原瑛都、ジミニー・クリケット役を山本耕史が務める。山本といえば、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の三浦義村やドラマ「競争の番人」の天沢雲海など、存在感のある演技が話題だが、今回はピノキオに善悪を教える良心となる役どころだ。山本に、本作の吹き替えについてやディズニー作品への思い、さらには“良心”について聞いた。
-今回はジミニー・クリケットという非常に人気のあるキャラクターの声を担当しています。実際に吹き替えをしてみていかがでしたか。小さい体をした役なので、高いトーンの声で、とにかく早口なんですよ。英語で話している絵に合わせて、日本語で話すので、日本語がなかなか入らない。やりながら「この1文字切りましょうか」と調整していましたが、それでもギリギリの尺にギュッと詰め込むので、そこが苦労した点でした。
-ディズニー作品は普段から見ますか。子どもがちょうどそんな年頃なので、家ではずっとディズニープラスがついています。最近は『アナと雪の女王』や、『塔の上のラプンツェル』、『ファインディング・ニモ』、『ズートピア』とか、とにかくたくさん見ています。
-特に印象に残っている作品は?『ライオンキング2 シンバズ・プライド』でも吹き替えを担当しているので印象に残っていますし、「美女と野獣」のクラシックコンサートでガストン役を務めたこともありますし、自分が携わった作品はやはり特に思い入れは深いですね。そういう意味では、今回の『ピノキオ』はまさにディズニーの代表作になると思うので、自分にとっては間違いなくこの作品が一番印象深いディズニー作品になるのだろうと思います。
-今回、実写化された『ピノキオ』は、アニメで見て感じていたよりも迫力があるシーンの連続で、壮大な映像に圧倒されました。 僕も、実写化に向…