温かい地域にに住むイメージがあるヤシガニ。日本でも限定的にしか見ることができないため、その生態について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回はそんなヤシガニの生態とヤシガニに関連する書籍を紹介します。
今回はそんなヤシガニの生態とヤシガニに関連する書籍を紹介します。
ヤシガニの特徴は?
カニという名前でありながら、実際はヤドカリの仲間に分類されます。また、名前に「ヤシ」が付いていますが、特別ヤシの実を好んで食べるということではなく、ヤシの実も食べてしまうほどのハサミを持っていることに由来しています。
ヤシガニは陸上で生活をする節足動物しては地球上最大ともいわれており、体長は3~40cmほどにもなり、脚も含むと1mを超える大きな個体もいます。
体重は大きもので4kgにもなります。寿命も長く、50年以上生きる個体もいるそうです。ヤシガニといえば青色のイメージがありますが、生息する地域により様々な色をしており、明るい紫色や茶色などの個体がいます。
赤道付近の太平洋~インド洋周辺域の温かい場所に棲息しており、日本では南西諸島に分布し、沖縄の島で見ることができます。昼間は岩の間などの穴などに隠れて、夜に動き出します。
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気温が19℃を下回ると外に出てこなくなり、沖縄本島では11月から翌年3月ごろまで冬眠することが知られています。
ヤシガニのハサミは危ないの?
ヤシガニといえば大きいハサミが特徴的な生物です。はさむ力も非常に強く、大きなサイズのヤシガニだとその力はライオンの噛む力と同じくらいの強さがあるそうで、人の指程度であれば簡単に切断できます。爪の表面自体も非常にかたく、鋼鉄並みの硬さがあると言われています。
ヤシガニは何を食べるの?アダンとは?
2022年9月13日