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ブルゴーニュの著名生産者ルイ・ファブリス・ラトゥール氏逝去

ワイン王国

フランス、ブルゴーニュを代表する「ルイ・ラトゥール」。ラトゥール家の11代目で、メゾンの7代目として活躍したルイ・ファブリス・ラトゥール氏が9月5日、逝去した。58歳だった。
ファブリス氏は『ワイン王国』の誌面にもたびたび登場し、ワインと和食のマリアージュを提案、探求するなど、ワインの魅力と楽しみ方を多くの読者に伝えてくれた。

ブルゴーニュの帝王「ルイ・ラトゥール」

ルイ・ラトゥールは1797年に創業。コート・ド・ボーヌに畑を所有したことに始まり、現在まで家族経営を守りつつ徐々に畑を拡大してきた。

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4代目が誕生させた「コルトン・シャルルマーニュ」はワイン史に残る出来事だった。19世紀後半、フィロキセラ禍で壊滅状態になったブルゴーニュで、この地域の主力であったアリゴテやピノ・ノワールをシャルドネに改植。1895年、ブルゴーニュの偉大な白ワイン「コルトン・シャルルマーニュ」を生む礎となった。
この成功を経て、ルイ・ラトゥールはコート・ドール地区最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有することとなり、以来「コルトンの帝王」と称されてきた。

2003年にシャブリの「シモネ・フェブル」を、2008年にはボージョレーの「アンリ・フェッシ」を取得。また1980年代からコート・ドールの自社畑において、化学肥料や農薬を使わないサステイナブル(持続可能)なワイン造りを実践してきた。2009年には他のワイン生産者とともに「コルトンの風景を守る会」を設立。ワイン造りのみならず、畑の自然環境にも豊かな質を追求してきた。

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心よりご冥福をお祈りいたします。

 
   

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