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エリザベス女王逝去で「お金」が“逆デザイン”に、カナダはチャールズ国王の肖像画に“反対多数”だったがどうなる?

フロントロウ

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エリザベス女王が逝去したことで、今後は紙幣や小銭のデザインが変更。イギリス国内だけでなく、イギリス連邦の国々にも影響が出る。(フロントロウ編集部)

イギリス、貨幣にチャールズ国王の肖像画

 イギリスで70年にわたって君主を務めてきたエリザベス女王が、96歳で逝去した。その長い在位期間と同じくらい、女王の顔は紙幣や小銭に描かれてきたが、今後はチャールズ新国王の肖像画に変更される。また、切手のデザインも含まれる。

 英PA Mediaなどによると、新たにデザインされる国王の肖像画は顔が左を向いているものになるという。その理由は、現在のコインに使用されているエリザベス女王の顔は右を向いているから。前君主の肖像画と逆の方向を向くというのは、17世紀からの伝統なのだそう。

 とはいえ、当面の間は王室も喪に服す。新国王の肖像画が完成し、貨幣が生産されるまでには一定の時間がかかるため、当分はエリザベス女王の肖像画が使われた貨幣が生産され続けるとみられる。また、新しいデザインの貨幣が流通するようになってからもエリザベス女王の貨幣は使用できると、イングランド銀行は明確にしている。

イギリス以外の貨幣にもエリザベス女王は描かれている

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 女王の逝去を受け、貨幣のデザインを変更することになるのはイギリスだけではない。エリザベス女王の肖像画を採用しているのは35ヵ国あり、カナダやニュージーランドといったイギリス連邦(コモンウェルス)の加盟国が連なる。

 カナダは1935年にエリザベス女王の肖像画を紙幣に採用した1番目の国で、現在では20カナダドル札に女王が描かれている。しかしチャールズ国王の人気は低く、皇太子時代の2016年には、女王が新紙幣発行前に死去または退位した場合は、英国君主の肖像画を使用する伝統を中止する可能性についてカナダ銀行内で話し合われていたと報じられた。

カナダの20ドル札。

 そして女王の死去を受けて、カナダ銀行は米bloombergに、新紙幣にチャールズ国王の肖像画を採用するかどうかはジャスティン・トルドー政権の判断によるとコメント。また、「君主が変わった際においても、規定の期間内であればデザインの変更が法的に求められることはない」としており、エリザベス女王が描かれた紙幣が使用される続ける可能性もあるよう。

(フロントロウ編集部)

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