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渡邊圭祐「友達の友達は友達」仙台マインドで築く心地いい関係:チェイサーゲーム

テレ東プラス


ゲーム業界の裏側と、働く人々が直面する問題をリアルに描く木ドラ24「チェイサーゲーム」(毎週木曜深夜0時30分放送/テレビ東京系)がスタート!

“面白いゲームを作りたい”という情熱を抱いてゲーム開発会社に勤める主人公・新堂龍也を演じるのは、本作がドラマ初主演となる渡邊圭祐。入社9年目にして中間管理職のプレイングマネージャーに昇進した龍也は、現場で働くクセの強いメンバーに振り回され、クライアントのパワハラに悩んだりと、あらゆる方面で板挟みに…。表情豊かな熱演に期待が高まる。

「テレ東プラス」では、渡邊圭祐さんにインタビュー! ドラマ初主演の反響から、ゲームの思い出、仕事をする上で一番大切にしていること、さらに渡邊さんにとって欠かせない3つの要素についてもうかがいました。

ゲームはコミュニケーションツールとしても役に立つ



――本作でドラマ初主演されることがニュースになり、注目を集めています。ご自身では、どのように感じていますか?

「身内からの反響が大きかったです。肉親だけではなく、友達や学生の頃からの知人が連絡をくれたのも今までで一番多かったです。主演ってこういうことなのかなと思いました」

――周囲の反響はすごいけれど、渡邊さんの心境は主演でも変わらないのでしょうか?

「主演としての意識も必要かもしれませんが、僕はあまり構えることなく現場に入りました。普段通り、現場が良い空気で進んでいけばいいな、と」

――ゲームクリエイターの役ですが、渡邊さんご自身はゲームをしますか?

「僕の周りにはゲームをやっている方が多くて、その話題が会話の発端になったりすることもあって。ゲームはコミュニケーションツールとしても役に立っているなと感じています。コロナ禍でおうち時間が増えた時に、実際に会うことはできない中でもオンラインゲームを通じて会話をしたり、一緒に目標をクリアするのはいいなと思っていました。

また、キャラクターの動きや必殺技のエフェクトなどひとつひとつ考えたり、この作品を通じて、ゲーム1本作るのにどれだけの時間とお金がかけられているのかを知りました」


――龍也という人物をどのように捉えましたか?

「”お仕事ドラマ”の主人公は、周りを統率する力があったり、リーダーとして優れているなど、”この人についていきたい”と思わせるような魅力があるタイプが多い。でも、龍也には、そういう長所がまったくなくて。彼に任せれば仕事が円滑に進むという能力はないんだけど情熱だけは一丁前、みたいな(笑)。応援したくなるような要素を持っている人間だなと思います。ピュアでまっすぐで、とことん不器用。そういう泥臭さを持ち合わせているからこそ、凡人ではあるけど魅力的なキャラクターです」

――龍也のどんな部分に共感しますか?

「龍也は自分のやりたいことに対してまっすぐなんです。最終話まで観ていただくと分かるんですが、彼は理想と現実の間で揺れた末に、ある選択をします。結局、心からやりたいこと、自分が楽しめることを選んでいて、その選択には共感しかないです」

――龍也が巻き込まれるさまざまなトラブルには、働く人々が日常的に直面する”あるある”が詰まっています。渡邊さんご自身の経験と重なる部分はありますか?

「それが、ビックリするほどなくて(笑)。職場の同僚にも恵まれてきましたし、僕自身も心地いい環境を作るのが得意なんだと思います。このドラマでは、みんなが今考えなければいけない身近なテーマが取り上げられていて、その一つがジェンダーの考え方についてです。トランスジェンダーのインターン生・渡邊凛役を、実際にトランスジェンダーである俳優・若林佑真さんが演じていて、ドラマの監修としても関わっていらっしゃいます。僕が知らなかったような問題が描かれていて、それをドラマにするのは意義深いと感じました」

――心地いい環境を作るのが得意とのことですが、渡邊さんが仕事をする上で心がけていることは?

「いつも楽しそうに仕事することです。嫌なことがあった時に、そういった感情を表に出していたら周りの人が気を遣うだけだと思うんです。誰かがミスをしたとしても、周りがそれをいじってあげられるような関係になるぐらい、みんながストレスなく仕事できる現場にできるといいなと思っています」



渡邊圭祐を構成する3大要素

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もっと深掘りすべく、渡邊さんにとって欠かせない3つの要素についても語ってもらいました。

≪仙台≫
「出身地の宮城県・仙台は、24、5年、育った場所であり、ここで僕のベース、人間性のすべてが構築されました。東京で新しい価値観に触れることも多いですが、それでも揺るがない、ちょっと頑固な部分が僕の中に見え隠れするのは、仙台で培ってきた何かがあるからだと思います。

仙台はコミュニティがめちゃくちゃ狭いんです。例えば、居酒屋でたまたま隣になった人にも、『〇〇の友達ですよね』とか『SNSで見ました』とか話しかけて仲良くなる。”友達の友達は友達”というマインドが仙台の人には少なからずある気がします。常に時間があれば帰りたいと思っているんですけど、最近は全然帰れてないです」


≪友達≫
「友達がめちゃくちゃ好きなんです。仙台にいた頃は、どれだけ友達と一緒にいたのかと思うぐらい、友達優先で生きてきた人間。

東京でも、役者、仙台出身の人、花屋さん、広告を作ってる人とか、いろんな友達ができて。今、東京を楽しめているのも友達のおかげだと思っています。異業種の方とは、役者の友達と食事に行って『じゃあ、俺の友達も呼んでいい?』というところから知り合って、その人がまた違う友達を呼んでと、つながっていく。仙台の時の輪の広がり方と似ています」

≪仕事≫
「最後の1つは、海が好きなので『海』にしたいところですが、最近行ってないので『仕事』にしておきます(笑)。今の生活の大部分を占めているもの、です。自分で楽しめることを探した結果、僕は今の仕事をしています。僕らが楽しんで作らないと、皆さんに楽しんでもらう作品は生まれないと思っています」


(撮影/倉持アユミ 取材・文/伊沢晶子)

【プロフィール】
渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ)
1993年11月21日生まれ。宮城県出身。2018年「仮面ライダージオウ」で俳優デビュー。「推しの王子様」「やんごとなき一族」(ともにフジテレビ系)、映画「鋼の錬金術師」シリーズなどに出演。映画「ブラックナイトパレード」(2022年12月23日公開予定)など出演作が控える。

木ドラ24「チェイサーゲーム」第1話は?

第1話「助けてと言えないクリエイターはダメなんだよ」
ゲームソフト開発会社「DD社」で働く新堂龍也(渡邊圭祐)は、入社9年目にしてようやく管理職 “シニア”に昇進。曲者揃いだというチームを引き継いだ龍也は、チームの仕事状況を確認すると上田(浜野謙太)の進みが遅いことに気が付く。データを確認すると、実際は報告よりも進んでいない状況で…。徹夜で仕事をして追いつくため、夜に再度集まるはずだったが上田は現れなかった…。 さらにエースの魚川(東啓介)は怪しい密談をしているのだった…。

 
   

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