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沢田研二主演「土を喰らう十二ヵ月」予告編完成、サン・セバスティアン国際映画祭出品

キネマ旬報WEB

水上勉のエッセイを原案に、沢田研二と松たか子の共演で、里山暮らしの作家の姿を四季折々の食とともに描く中江裕司監督作「土を喰らう十二ヵ月」が、11月11日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかで全国公開。予告編が到着した。

 

 

山荘にやってきた恋人の真知子(松たか子)を、「寒かっただろ?」とツトム(沢田研二)が笑顔で迎えるシーンから始まる予告編。子芋の“土の香り”に気づく真知子、禅寺の和尚の教え、亡くなった妻の存在、「所詮人は、一人で生まれて、一人で死んでいく」というツトムの考え方などが示され、映画の世界観が立ち上がっていく。

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それと同時に、子芋の網焼き、炊き立てのみょうがご飯、わらびのおひたし、胡麻豆腐、ふろふき大根、若竹煮など、ツトムが作る数々の料理が目を引く。これらは料理研究家の土井善晴が手掛けている。

本作はサン・セバスティアン国際映画祭「キュリナリー・ シネマ部門」への出品が決定。プレミア上映後にディナーを楽しめるのが同部門の特色で、そこでの料理をスペインのレストラングループ〈NOMO〉で活躍する萩野谷尚之が担当する。

また、9/13(火)〜9/19(祝・月)に松屋銀座8Fイベントスクエアで開催される〈銀座・手仕事直売所〉に、「土を喰らう十二ヵ月」の世界観を楽しめるショップが開店。映画で使われている器や関連本などが購入でき、〈ツトムの台所〉で撮影できるSNSスポットも登場する。

 

  

 

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