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2024パリ五輪へ向け、新生「NAMINORI JAPAN」がアメリカ大会へ。日本代表になるための条件は?

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一般社団法人日本サーフィン連盟は6日、2024パリオリンピックの出場枠と選考基準について発表した。ひとつ目の選考大会として9月16日からアメリカで開催される2022 ISA World Surfing Games (以下、WSG)には、パリオリンピックに向け新たに編成された「NAMINORI JAPAN(波乗りジャパン)」が派遣される。

パリ五輪・サーフィン競技の出場枠は?

2024パリオリンピックのクオリフィケーションについて ©︎日本サーフィン連盟

・男子24名、女子24名が選出
(東京五輪より4人増枠)。

・各国、男女2人が代表の上限人数。しかし2022年と2024年のWSG優勝チームは、新たに出場枠を1つ獲得できる。

・2024年パリオリンピックの選考は8つに分かれており、そこには優先順位が存在する。例えば、代表選手としてもっとも優先されるのはWSL CT(チャンピオンシップ)の上位選手。これは東京五輪の基準と同様。

・各国の選考によって代表チームに選ばれた全選手は、オリンピック出場資格を得るため、2023年と2024年のWSGに出場する必要がある(ただし最終的な決定は、ISAとIOCによって協議中)。

出場権はどのように決まる?

2024パリオリンピック クオリファイの優先順位 ©︎日本サーフィン連盟

1.2023年CTの上位選手、男子10人、女子8人。

2.2023年WSGの大陸別に選出された男女各4人。
  アフリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの男女各上位入賞サーファー。

3.2023年パンアメリカンゲームスの男女各1位。

4.2024年WSGの男子1位〜5位、女子1位〜7位。

5.2024年WSGの男女別の優勝チーム。1席ずつ出場権が与えられる。

6.2022年WSGの男女別の優勝チーム。1席ずつ出場権が与えられる。

※その他、開催国枠とユニバーサリティー枠。

新生「NAMINORI JAPAN」メンバーと選定の決め手は?

新生「NAMINORI JAPAN」メンバーは男女3人ずつ ©︎日本サーフィン連盟

「NAMINORI JAPAN」メンバーは、①WSLランキング ②第3回ジャパンオープンの優勝者 ③日本サーフィン連盟推薦(過去の大会実績)の基準からそれぞれ選考された。

男子

・五十嵐カノア(WSL CTランキング8位)
・村上舜(ジャパンオープン1位)
・上山キアヌ久里朱(WSL CS77位、世界ジュニア大会優勝)

女子

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・松田詩野(WSL CS17位)
・都筑有夢路(ジャパンオープン1位)
・前田マヒナ(WSL CS20位、2021年世界選手権8位)

なお、東京五輪に代表選手として出場した大原洋人は腰のケガのため内定辞退。

チョープーの大波への対策は?

パリ五輪の会場となるタヒチ・チョープーは、世界的に危険なサーフポイントとして知られる。約4メートルの大波が岩礁の真上で炸裂するため、東京五輪とは試合環境が全く異なる。

その点に関して副理事長の井本公文氏は、「まず最優先すべきは日本の出場枠獲得」とした上で、以下のようにコメントした。「チョープーの大波に対応すべくJOCと共に強化戦略プランを策定しています。地の利を生かした2020東京五輪とは違い、タヒチの波に乗れる選手、そして試合に強い選手の選定を2023年内に行なっていきたいと考えています」。

また2023年内にはJOC協力のもと、現地タヒチにて選手の強化合宿を行うことも発表。早急に準備・対応したいと述べた。

アメリカ選考大会の詳細は?

2022年ISA WORLD SURFING GAMES大会概要 ©︎日本サーフィン連盟

選考大会のひとつとなる「2022年ISA WORLD SURFING GAMES」は16日から9日間、アメリカ・ハンティントンビーチで開催される。ライブ中継はISA特設サイトで放送される予定。

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