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【独占インタビュー】東京パラリンピックを盛り上げた「コート外のMVP」!? 車いすバスケットボール・なかのひとのツイート秘話

パラサポWEB

――どうやってツイートしているんですか?

なかのひと:ツイートはスマホとPCの二刀流で打っています。メモ帳に準備しておいてコピペすることもあれば、直に文字を打つこともあります。絵文字を使いこなせないので(笑)
このハイタッチの投稿はフォロワーさんに手伝ってもらったからこそ、生まれたものです。ここからハイタッチが連なって、広がっていき、本当にうれしかったなあ。これまでで、一番、印象に残っている投稿です。


――SNS上でハイタッチをする場を作るというのは、事前に考えていたもの?

なかのひと: 全然考えていませんでした(笑)ただ、東京大会はみんな自宅で観戦していて、スポーツバーに行けなければ、パブリックビューイングで声援を送ることもできなかった。みんながバラバラなところにいたので、勝ったらハイタッチをして、みんなが一緒に観戦しているような雰囲気を作りたいなと思いついたんです。

――選手名鑑(男子女子)のキャッチコピーも話題になりました。

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なかのひと: 岐阜出身で先日ドイツリーグ挑戦を発表した秋田啓選手の「岐阜なのに秋田」とか、好奇心が刺激されますよね。長年、車いすバスケットボールを取材しているチームリアルさんが制作したコピーを使い倒しました。柳本あまね選手の「京のピンキー」とか、もうよくわからないけど面白い(笑)

―――ちなみに命名したチームリアルさんに取材したところ、「京都出身でネイルがピンクだったから」とのことでしたよ。

東京大会をきっかけに、フォロワーにアプローチするステップは、「車いすバスケットボールを知ってもらう」から「ファンになってもらう」に変化したような気がします。

なかのひと:これまで選手の固定ファンはあまりいませんでした。でも、今ではクラブチームや選手にファンがついています。うれしいことに、選手やマネージャーなど関わる人も増えました。
実は、東京大会の開催決定後、さまざまな取り組みをしていくうちに、試合後、女性や子どもたちが選手のサインや握手を求めて列をつくるという、障がい者スポーツ関係者にとって衝撃的な景色が見られたんです。障がい者スポーツの時代の転換期が到来したと感じました。そして、東京大会の結果があり、ありがたいことに応援してくれる人がまた増えました。そう考えると、なかのひと、何もしていないですね(笑)

2019年三菱電機ワールドチャレンジカップでは選手カードにサインを求めるファンの姿が photo by X-1

―――今後は?

なかのひと:SNSを活かすためにも動画を撮ってもっと選手について知ってもらいたいと企んでいます。現実は、コロナ禍で選手に近づきにくいので、モヤモヤしていますが。
東京大会が終わり、深夜3時に日本人が活躍するドイツリーグの話題をツイートしたりしましたが、リーグ戦や普段の活動があってこその代表戦なので、国内外問わず、色々な活動について知ってもらいたいと思っています。普段の活動はパラリンピックと同じくらい大事ですから。普段の競技を守っていくことが連盟としての本来の活動です。そういう意味では、東京大会は一つの通過点に過ぎない。この先もファンとして応援してもらう……というところにつながるように発信を続けていきたいです。あ、なんかアツく語ってしまいました!

――最後に、メッセージをお願いします。

なかのひと:わりとツイートを見てくれている方にも、フォローで支えてくれた方にも、感謝の気持ちしかありません。まだ(@JWBF_OFFICIAL)をフォローしていない方は、ぜひぜひフォローをお願いします♪

2年ぶりに開催された皇后杯では白熱の戦いが繰り広げられた photo by X-1日本車いすバスケットボール連盟@なかのひと
西のほう出身。日本車いすバスケットボール連盟の広報担当。YouTuber。Bリーグの島根スサノオマジックのファン。2021年に引退したチアのHONOKAさん推し。「デスク周りはスサノオマジックのグッズだらけ」(情報提供:連盟オフィシャルカメラマンI氏)。自称「ツイ廃」。リスペクトしているのは、専門的な情報を教えてくれる、あらゆる分野のオタクのみなさん。

text by Asuka Senaga
key visual by Takashi Okui

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