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旬の梨をおいしく楽しむための目利き法やおすすめアレンジレシピ

教えて!gooウォッチ

8月といえば梨の旬。この時期に満喫するため、おいしい梨の選び方があれば知っておきたい。実際、「教えて!goo」にも、「おいしい梨の目利きの仕方を教えてください!」と投稿が寄せられていた。そこで今回は料理家のやのくにこさんに、目利き法をはじめ、梨を使うおすすめのデザートや肉をやわらかくする焼き肉のタレの作り方を教えてもらった。

■おいしい梨の選び方

日本の梨(和梨)は、「赤梨」と「青梨」に分類されるそう。それらの違いから聞いた。

「皮が赤みを帯びた褐色の『赤梨』には、幸水、豊水、南水、新高などの品種があります。ざらざらした皮とシャリシャリした食感を生み出す“石細胞(せきさいぼう)”が、実の熟す過程で果肉全体に広がり、甘さが強くなっていきます。皮が黄緑色で表面がつるりとした『青梨』には、二十世紀などの品種があります。赤梨よりシャリシャリ感は少なく、さっぱりとした甘みが特徴です」(やのさん)

どこで購入するのがよいのか。

「スーパーや百貨店では糖度を測って表示しているものが多く、確実に甘いものが欲しいときに利用するとよいでしょう。道の駅や産直などでは、以前買っておいしかった生産者さんや店頭POPなどでおすすめの生産者さんのものを選ぶと、お手頃価格でおいしい梨を入手しやすいです。食べ比べてみるのも楽しいですね。インターネットで直販している農家さんも多いので、産地直送もよいですよ」(やのさん)

おいしい梨を見分けるポイントを挙げてもらった。

「梨を持ったときずっしりと重みがあり、形がよく果皮に張りがあるものがおすすめです。軸がしっかりとして果皮に色むらのないものを選びましょう。赤梨は赤みが強くなって表面のざらざらが少し滑らかになったころ、青梨は少し黄色っぽくなったころが食べ頃です」(やのさん)

さまざまなお店、手段で入手できる梨だが、しっかりと目利きのポイントをおさえて厳選したい。

■梨をおいしく楽しむアレンジレシピ

新鮮な梨をそのまま食べるのが旬の醍醐味。とはいえ、食べきれないときや甘みの少ない梨を買ってしまったときのために、アレンジレシピがあったら知っておきたい。やのさんは2種のレシピを提案してくれた。

「はじめに我が家定番の『梨のヨーグルトデザート』をご紹介します。材料(2人分)は、梨1個、プレーンヨーグルト大さじ2、メイプルシロップ大さじ2のみ。冷えた梨を4等分に切り、皮を剥いて芯を取り除きます。次に、梨をひと口大より小さめに切って2つの器に盛り付け、ヨーグルトとメイプルシロップをかければ出来上がりです」(やのさん)




食べ終わったあと、器に残るヨーグルトとメイプルシロップが混ざり合った梨の果汁もたまらなくおいしいらしいので、飲み干すことをお忘れなく。

2つ目は、梨の特徴を活かしたタレだ。

「暑い夏は、スタミナのつく焼き肉が食べたくなりますね。梨に含まれる“たんぱく質分解酵素”の働きで、お肉がやわらかくなる『梨の焼き肉のタレ』をご紹介します。冷蔵庫で5日間ほど保存が可能なので、作り置きしておくと便利ですよ」(やのさん)

レシピは以下の通り。

「材料は、梨50g(皮と芯を取り除いたもの)、だし醤油大さじ3、みりん大さじ2、味噌大さじ1、すりおろしニンニク、すりおろし生姜小さじ1、粉唐辛子(韓国唐辛子)小さじ1/2を用意します。梨は皮を剥き、芯を取って擦りおろし、粉唐辛子以外の材料を全て耐熱ボウルに入れて混ぜ、ふんわりとラップをかけて600Wで3分加熱します。粗熱が取れたらラップをはずし、お好みで粉唐辛子を加えましょう」(やのさん)





焼き肉や焼き野菜のつけダレ、ステーキソースにするのはもちろんのこと、タレに肉を漬け込んでから焼いてもとてもおいしいとか。このタレで肉や野菜をたっぷり食べたあとは、梨のヨーグルトデザートで締め。旬の季節に、梨のフルコースを堪能してみるのもよいだろう。

●専門家プロフィール:やの くにこ(FoodDesignアトリエやの
FoodDesignアトリエやの主宰。農学博士・野菜料理家・フードトレンドクリエーター・野菜ソムリエ上級プロ。「食で地域活性化」、「食べて農家応援」を目指し、野菜や果物、真鯛の商品開発、簡単レシピを、新聞や雑誌、テレビ、ラジオ、WEB、SNS「くにこキッチン」などで発信。地域活性化伝道師。6次産業化プランナー。
画像提供:FoodDesign アトリエやの ピクスタ

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