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フランス移住の杏、なぜ子供を連れてフランスに住めるのか?

asagei MUSE

 女優のが8月28日、自身のYouTubeチャンネルにて、3人の子どもを連れてフランスに移住することを発表した。

 翌29日にはインスタグラムにて「ひとまずは無事到着しました!」とフランスに到着したことを報告。さっそく新天地での生活がスタートしたようだ。

 そんなに対して、世間からは「なぜフランスに住めるのか?」というもっともな疑問が噴出している。フランスに限らず海外の国に居住するためにはなんらかのビザが必要であり、しかも子連れの場合はハードルが高くなりがちだ。

 後藤久美子中村江里子といったフランス在住日本人の先例はあるものの、二人はいずれも配偶者がフランス人。元女子アナの雨宮塔子は、パリに自分の店を持つ著名パティシエ・青木定治氏の妻という理由があった。

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 それに対しては俳優の東出昌大と離婚したばかりで、現在はバツイチの独身。まだ36歳ゆえ第4子に恵まれる可能性もあり、通常は独身女性の海外移住は困難とされている。しかし彼女の場合、普通の日本人女性よりもフランスに移住しやすいポイントがあるというのである。

「もちろん断言はできませんが、は『才能パスポート』(Passport Talent/パスポート・タラン)を取得した可能性があります。同ビザでは国際的な才能を持つ芸術家も対象となっており、モデルとしても活躍している杏なら取得できるのではないでしょうか」(女性誌記者)

 しかし最近のは子育てに忙しく、新型コロナ禍もあって海外ではほとんど活動していないはず。それでも芸術家という身分でビザを取ることができるのだろうか?

「ビザ取得の場合、大切なのは実績。その点では世界的ファッションショーのパリコレクションに出演した経験を持ち、フランスを代表する高級ブランド『ルイ・ヴィトン』のショーにも出演していました。ブランド品を重要な輸出品と位置付けているフランスでは、この実績は重視されるはず。しかも彼女の場合、フランス移住を後押ししてくれる味方もいるのです」(前出・女性誌記者)

モデルとして活動していた当時の杏。

 それはがヨーロッパのモデルエージェンシーに所属していることだ。日本での芸能活動とは別に、欧米でモデルとして活動するには現地のモデル事務所に所属している必要があり、杏はイタリア・ミラノの事務所に籍を置いている。これはビザを申請する際に「ヨーロッパでモデル活動している」という重要なファクターとなるという。

「そういったの実績はフランス語版のウィキペディアやファッション情報サイトで確認することができ、ビザの審査をするフランス当局の担当者も杏がフランスで活動していたモデルであること、そしてヨーロッパ域内で彼女の身分を保証できる事務所があることもすぐに分かります。日本国内でいかに大物の芸能人であっても、海外で芸能人として認めてもらうのは大変なもの。その点、杏はもとからとても有利な立場にあったわけです」(前出・女性誌記者)

 しかも父親の渡辺謙はいまや、ハリウッドでも名前を広く知られる存在だ。その娘でパリコレ経験のあるモデルとなれば、フランスに移住できるのはもはや当然なのかもしれない。

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