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大谷翔平、11勝目を狙う先発で初回に先頭打者弾浴びる 規定投球回到達に向けどこまで投げるか

ABEMA TIMES

【MLB】タイガース-エンゼルス(8月21日・日本時間22日/デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、投手として初回に先頭打者のグリーンにホームランを浴び1安打1失点のスタートを切った。投手で規定投球回(162回)の到達を目指す中、どこまで長く投げ、かつ勝利に近づけるか。

 大谷は前日までに20試合に登板し、自己初の2ケタ勝利となる10勝7敗。打者としての27本塁打と合わせ、1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」を達成した。防御率も2.69と安定し、開幕からしっかりと先発ローテーションを守り抜くエースの働き。奪三振は既に自己最多を更新する165個を数え、奪三振率は先発投手としては脅威の12.69という数字を残している。

 前回登板した8月15日(日本時間16日)のマリナーズ戦では97球を投げ、6回7安打2失点と好投。味方打線の援護に恵まれず勝敗はつかなかったが、持ち味であるストレート、スライダー、スプリット、カーブに加え、新球種としてツーシームを取り入れるなど、新たに進化する様子も見せた。

 大谷が今季達成しそうな記録と言えば、打者での規定打席(502)と、投手での規定投球回(162)のダブル達成。規定打席は、この試合で3打席に立てば到達する。問題は投手の規定投球回で、前日までに117回を投げており、残りは45回。この試合を含めて、残りの登板機会が8回と言われる状況で、毎試合6回を投げられれば最終登板でぎりぎり手が届くというところ。どちらも達成できれば、メジャー史上初の快挙だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

 
   

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