この試合、エンジェルスは7月18日に負傷者リスト入りしていたマイク・トラウトが復帰。ついに主砲が舞い戻ったために、大谷の打順も1番に変更となった。
2回にジャレッド・ウォルシュの弾丸ライナーアーチで均衡を破ったエンジェルスだったが、その後はタイガース先発右腕で、“次代の顔”に期待されるマット・マニングに苦戦。第1打席はセカンドゴロに終わっていた大谷も、第2打席は四球で出塁こそしたが、第3打席は空振り三振と目立った場面を生み出せなかった。
大谷は相手2番手ジョー・ヒメネスと対峙した4度目の打席も空振り三振。快音は響かなかった。もっとも、この日のエンジェルスは1点だけで十分だった。先発したパトリック・サンドバルが立ち上がりから好調を維持したのだ。
緊張感のある投手戦が続いたなかで、サンドバルは終盤に入ってもペースは落ちずにタイガース打線を翻弄。7回から8回にかけては5者連続三振をマークするなど、最後まで危なげなく投げ、見事に9回を投げ切った。
結局、サンドバルの快投もあって、エンジェルスは8月8日のオークランド・アスレティックス戦以来の完封勝ち。連敗を「3」で食い止め、トラウトの復帰戦でもあった重要な一戦を白星で飾った。
構成●THE DIGEST編集部
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