誰かの相談に乗っているときや一緒にお酒を飲んでいるとき、愚痴を聞かされることがあります。会社や上司への不満、人付き合いの悩みなど、言っているほうは満足するのかもしれませんが、付き合わされるほうにしてみれば、あまり面白いものではありません。精神的な負荷を考えても愚痴に付き合うのはストレスがたまりますので、早めに切り上げてもらったほうがいいでしょう。
愚痴を聞かされているときに気をつけたいのは、相手に共感の意思を示さないことです。「気持ちはわかるよ」や「確かにそいつはひどいね」などと相づちを打とうものなら、相手は勢いづいてますます愚痴を続けるでしょう。
そんな愚痴を止めさせるには、相手のネガティブな感情をポジティブな方向に変えていくことです。そのためには、相手の話を違った方向に誘導する会話術が必要です。
例えば上司への不満をぶつけてくる相手なら、「部長も君の味方をしてくれたことがあったよね」というような言葉で、プラスのイメージの出来事を思い出させるといいでしょう。うれしかった出来事をイメージすれば相手の感情は落ち着き、前向きに考えられるようになるのです。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 ヤバい心理学』
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以上の方には「図解 ヤバい心理学」は大変おすすめな本です。
今日からすぐに実践できる!「嘘つき」への対処法!本書では実に70以上もの心理テクニックを解説していますが、ここでは、その中でも特に注目度の高い「相手の嘘を見抜く方法」について、ご紹介しましょう。
皆さんの周りにも嘘つきは沢山いると思います。そして正直者のあなたは日頃からそんな悪人に悩まされていることでしょう。些細な嘘ならまだしも、高額なものを購入させられたり、事件に巻き込まれたりしたら、たまったものではありませんよね。
人はウソをついているときにそれを指摘されると、緊張からさまざまな身体的反応を起こしやすくなります。そのため、相手がウソをついているかもと感じたら、「それってウソじゃないの?」と思い切って質問してみるのが有効です。
嘘つきがどうしてもしてしまう無意識的な言動とは?