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『ちむどんどん』『赤ナス』で視聴者をざわつかせる!? 木村了の印象に残る佇まい

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『ちむどんどん』写真提供=NHK

 この男にはやはり「三度目の正直」よりも「二度あることは三度ある」という言葉がしっくりくる……。ヒロイン・暢子(黒島結菜)の兄・賢秀(竜星涼)がまたしても騙される『ちむどんどん』(NHK総合)。

 参考:【写真】険しい表情で電話する木村了

 ドル円詐欺、紅茶豆腐詐欺ときて、今回はジャイアントビタミン商事株式会社のビタミンドリンク。その内容は誰がどう聞いても「ねずみ構」そのもの。その何とも胡散臭い会社の社員として現れるのが黒岩(木村了)だ。いかにもなセンスと色味のスーツに身を包み、人を欺くことを何とも思っていないような軽薄そうな佇まいで、これまで散々賢秀を騙してきた我那覇(田久保宗稔)よりも冷徹な悪党感がある。しかし、オフィスに乗り込んだ和彦(宮沢氷魚)と智(前田公輝)との乱闘騒ぎの末、パトカーのサイレンを聞くなり逃げ出すシーンはやけにコミカルで、なんだかアニメ『ヤッターマン』のドロンジョ様の去り際を彷彿とさせた。

 木村は本作が朝ドラ初出演。そういえば、『同期のサクラ』(日本テレビ系)では、高畑充希演じる主人公のサクラの同期・清水菊夫役に竜星涼、そして同じく同期の木島葵(新田真剣佑)の兄で東大卒のエリート官僚・光一役として木村が出演していた。一見したところ好青年風だが、その裏には選民意識とプライドの高さが見え隠れする鼻につく役どころを見事演じ切った。

 さらに、木村は今クールの連ドラ『赤いナースコール』(テレビ東京系)にも出演。次々に殺人事件が起きる物騒な病室の入院患者・松井役を演じ、神経質そうで疑い深い眼鏡姿が印象的だった。自主退院した後、第4話目にして自宅で殺害されてしまった松井だが、その前に彼が一緒に話している姿が目撃された購買部の江口(名取えりか)も殺されており、死してなお何かと謎に包まれたままの人物。これから謎解きの段階で再度クローズアップされそうだ。

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 『愛しい嘘~優しい闇~』(テレビ朝日系)では、後半戦に秀一(林遣都)の過去を知る者として登場し、登場人物たちを、そして視聴者をざわつかせていたのも記憶に新しい。木村の整った顔立ちは時に怪しさや胡散臭さを醸し出し、人を寄せ付けない冷酷なイメージにもなり得るため、何か胸騒ぎを引き起こす役どころが続いているようにも思える。

 暢子の沖縄料理店の開業資金である200万円を持ち逃げした黒岩。その前に、黒岩たちは暢子の姉・良子(川口春奈)に違約金の催促の電話を入れていた。懲りない賢秀によってもたらされたピンチは、ひとまず沖縄にいる良子夫妻が手を差し伸べたことで解決されそうだが、暢子は無事に沖縄料理店を開業することができるのか。(佳香(かこ))

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