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島崎遥香が振り返るAKB48 “塩対応” 時代「自分が社会に合わせられないのは、変わってないと思います(笑)」

SmartFLASH

「私自身、これまでは、役柄なのか『ぱるる』なのかわからないくらいの感じで演じてきた役が多かったんです。でも、今回は本当に、自分とは離れた役柄。演じるのが難しいというより、自分を抑えめにして演じました」

 

――たくさんの子役たちと共演した感想は?

 

「じつは、生徒さんたちとの共演シーンは多くないんです。教師役なのに、子役のみなさんとのエピソードが少なくて……。現場では、オフの時間もひとりでいることが多かったですね。正直、私も親しくしようというオーラは出してなかったかも(笑)」

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――現場では、ひとりで過ごす時間が多かったんですか?

 

「近くにコンビニやスーパーもなく、、コロナの影響で外出もできなくて、きつかったです。毎日、ご飯がお弁当で、3週間も続くと食べられなくなってきて……。友達と電話で話したり、フルーツやレトルト食品などを送ってもらったりしました」

 

 

――出演したドラマ『ハレ婚。』同様、作品ではウェディングドレスを着る場面がありますね。

 

「ウェディングドレスを着て、女性が『感動して泣いた』とかいうエピソードを聞くのですが『自分はそんな気持ちになるのかな?』と不安になりましたね。でも、プライベートで着る機会が来ないかもしれないので、いい機会かも、とは思いました(笑)」

 

――本作のほか、9月公開の『さかなのこ』と、2022年は映画出演が続いています。女優としての活動に手ごたえを感じていますか?

 

「『凪の島』は淡々としつつ、画も美しい繊細な映画です。この作品に出演できたのは嬉しいのですが、AKB48時代から同じで、これまでお仕事で手応えを感じたことは、じつは一度もないんです。つねに自信はないし、いつも不安なんですよ。1作だけ手ごたえがあった出演映画はあるのですが、まだ公開が決まっていなくて」

 

――AKB48卒業から6年、あらためて、自分に変化はありましたか?

 

「自分の性格は、いっさいAKB48時代から変わらないです。ただ、最近は自分の見られ方などが、やっと本来の自分と一致しつつあるような気がしています。周囲からの見られ方のほうが、変わったと思います。『明るくなったね』とか人には言われるのですが、本当に自分は、元から何も変わってないんです」

 

――かつてはファンに対し “塩対応” と言われたこともありました。そんな自分をいま、どう評価しますか?

 

「AKB48時代からも、プライベートで『塩対応』と言われたことは、一度もないんです。仕事でも皆さん、気を遣ってくださるので、直接、言われたことはほとんどないんですよ(笑)。

 

 ただ『塩対応』というか、自分が社会に適合していない、合わせられない人間だということは、変わってないとは思います。活動を続けていても、つねに自信はないですし。でも、マイナス思考はなく、自信はなくとも、あくまで前向きな人間なんです」

 

――これからはどのような活動がしてみたいですか?

 

「女優に限らず、やれることはやってみるという気持ちです。でも、今回の作品に出演して『映画っていいな』とあらためて強く感じました。

 

 これからも映画を中心に、ときにはドラマにも出る女優でいられたら。たとえば、宮崎あおいさんみたいな活動スタイルは、めちゃくちゃカッコいいし、憧れますね」

 

 

しまざきはるか
1994年3月30日生まれ 埼玉県出身 2009年、AKB48の9期生オーディションに合格。2012年には『AKB48 29thシングル選抜じゃんけん大会』で優勝し、初めてセンターとなる。2016年の卒業後は女優として活動。出演作品に映画『劇場霊』(2015年)、『ホーンテッド・キャンパス』(2016年)、NHKドラマ『ひよっこ』(2017年)など。最新出演映画『凪の島』が8月19日、『さかなのこ』が9月1日にそれぞれ公開予定

 

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