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延長15回裏無死満塁で「落合を3球三振」! 今明かされる「ギャオスの16球」投球秘話

アサ芸Biz

 今を遡ること29年前の93年9月2日、ナゴヤ球場で行われた「中日−ヤクルト戦」は両チームの優勝がかかった天下分け目の一戦だった。白熱の戦いは延長15回までもつれ、ヤクルトは15回裏に無死満塁のピンチを迎えてしまう。そしてそのマウンドに上がったのが、「ギャオス」の愛称でも知られた内藤尚行氏であった。

 絶体絶命のこの場面、しかも相手はクリーンアップ。そして4番の打席に立つのは3度の三冠王に輝いた落合博満だった…。

 だが、内藤氏は彼らを3者三振に仕留め、引き分け再試合に持ち込んだのだった。結果、この年はヤクルトが優勝したのである。

 8月11日、プロ野球OBクラブのYouTubeチャンネル〈プロ野球OBクラブチャンネル〉に内藤氏が出演して、その時の対戦を回想した。

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 3番、アロンゾ・パウエルには死球気味にインコースを突いて三振。

 続いて迎えた落合。キャッチャー古田敦也の出したサインは3球ともフォークだったという。1球目はド真ん中に抜けてしまったが、落合は見送り。2球目、ホームベース前でワンバウンドするような球に落合が空振り。3球目もド真ん中に行ってしまうが…。なんと見逃し三振! そして5番、彦野利勝も三振に切って落とすといった完璧な投球だった。

 内藤氏と古田氏は「江夏の21球」にあやかり、「ギャオスの16球」と呼んでいるとか。

 ちなみにこの動画では、落合を迎えた場面で、「ブンブン丸」こと遊撃手の池山隆寛が内藤氏の肩に腕を回し、

「相手2億円だから、頑張れよ!」

 とゲキを飛ばされたといった爆笑もののエピソードも飛び出したのだった。

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