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岸前防衛相がウクライナ非難?本人「フェイクです」 在英ロシア大使館の「デマ拡散」に訂正要求

J-CASTニュース

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岸信夫前防衛相がウクライナ軍を非難している――。こんな情報がSNSを通じ世界各国で飛び交っている。情報源は在英ロシア大使館だ。

岸氏は「フェイクです」と否定し、訂正を要求。「意図的に偽情報を拡散しているアカウントがいくつか見受けられます」と注意を促している。

日本と立場を異にする発言

在英ロシア大使館は2022年8月16日(日本時間)にツイッターで、岸氏がウクライナに関するツイートを投稿後、削除していたと英語で書き込んだ。

添付された岸氏のツイートとするスクリーンショットには、ザポリージャ原子力発電所と原爆投下直後の広島とみられる写真を並べ、岸氏が日本語で「世界は核災害の危機に瀕しています!ウクライナのミサイルは、ザポリージャ原子力発電所の上空で爆発すべきではありません。アメリカの犯罪を繰り返すな!今日が人類最後の日かもしれない…」と投稿している。

スクリーンショットに写るツイートでは、グーグル翻訳を使った英語文を添え、英語圏でも内容が理解できるよう工夫されている。在英ロシア大使館は投稿で「We couldn’t express it any better…(編集部訳:これ以上の表現はありません…)」とコメントしている。

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ロシア軍が占拠するウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所は、核事故のリスクがあるものの戦火が広がっている。米CNNによれば、発電所での砲撃の責任について、ウクライナ、ロシアは双方とも「関与していない」と非難しあっている。

日米や欧州連合(EU)などは8月10日、共同声明で「ロシア軍によるウクライナの原子力施設の占拠その他の活動がこうした施設の安全及び核セキュリティに与える深刻な脅威に引き続き深い懸念を抱いている」としてロシアに軍の撤退を求めた。共同通信によれば、ロシア外務省は15日、共同声明はロシアが原発に脅威を与えているとの「あからさまなうそ」だと反論している。

岸氏のツイートだとして紹介した投稿には、様々な言語で反応が寄せられている。内閣総理大臣補佐官(国家安全保障に関する重要政策及び核軍縮・不拡散問題担当)を務める岸氏が、日本の立場と異にする発言をしたと受け取られかねないためだ。

スクリーンショットには英BBCやデイリーメール、デイリー・ミラーなど複数の現地メディアが「タグ付け」されており、在英ロシア大使館は周知を図る狙いとみられる。

「私のツイートは元々存在しません」

岸氏は16日、在英ロシア大使館に「拡散されている私のツイートは元々存在しません。フェイクです。ご訂正願います」とリプライ(返信)で直接否定した。同日夕時点で、訂正対応は確認できない。

全体向けにも注意喚起し、「意図的に偽情報を拡散しているアカウントがいくつか見受けられます。ご注意ください」と呼びかけている。特定のアカウントの名指しもしており、このユーザーは3000人以上のフォロワーに向けて中国語で発信している。アカウント名にはロシア国旗のアイコンが含まれている。

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