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大谷翔平になぞらえ「漫画のような活躍」 「4番エース」近江・山田陽翔に韓国メディアも熱視線 

J-CASTニュース

今秋のドラフト候補の近江・山田陽翔投手(3年)に韓国メディアも熱視線を送っている。第104回全国高校野球選手権大会3回戦が2022年8月15日に甲子園球場で行われ、第4試合で近江(滋賀)が海星(長崎)を7-1で破りベスト8進出を決めた。

「4番・投手」満塁弾は33年ぶり

試合は近江が2回に先制を許すも3回と5回にそれぞれ1点を入れ逆転に成功。7回には2死満塁のチャンスにエースで4番の山田がレフトスタンドに満塁弾を叩き込み、この回5点を入れ試合を決定付けた。

近江は7-1で快勝しベスト8進出。満塁本塁打を記録した山田は先発投手として7回4安打9奪三振1失点の好投を見せ投打にわたって躍動した。夏の選手権大会で「4番・投手」の満塁弾は33年ぶりで、甲子園大会での通算98奪三振は歴代7位だ。

今秋のドラフト候補としてメディアの注目を浴びる山田。日本とライバル関係にある韓国でも注目され「スポーツ朝鮮」(WEB版)が今大会の活躍を報じている。

記事は「先発投手・4番打者で7イニング1失点…33年ぶりの満塁ホームランで甲子園大会を盛り上げた『高3大谷』」とのタイトルで公開され、大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手(28)同様に二刀流で躍動する山田を「漫画のような活躍だ」と評している。

「あそこで打つのは本当に持っている男」

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同メディアは2年連続でベスト8進出を決めた近江は今大会の優勝候補で、山田は150キロ近い速球を投げるエースでありチームの主軸を担う打者であると説明。また、98奪三振を記録して横浜高の「怪物」松坂大輔超えを果たし、いくつかの日本のプロ球団が山田に注目しているとした。

山田は今大会、初戦の鳴門(徳島)戦で13個の三振を奪い、2回戦の鶴岡東(山形)戦で12奪三振。この日の9奪三振で計34個の三振を奪い、防御率は1.88の数字を残し、打者としては打率.364、1本塁打、6打点をマークしている。

スポーツ紙などの報道によると、歴代7位となる奪三振記録に山田は「偉大な方々の記録でなかなか実感がわかない」と率直に語り、一方で多賀章仁監督は山田の満塁弾について「あそこで打つのは本当に持っている男だなと改めて思った」と称賛した。

18日の準々決勝ではドラフト候補・浅野翔吾選手(3年)を擁する高松商(香川)とベスト4進出をかけて対戦する。

 
   

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