【DDT】上野がUNIVERSAL前哨戦制す 朱崇花がミックストタッグ戦へ赤井に快勝

　『Road to PETER PAN 2022 in KORAKUEN〜みんなで声出そう!〜』が14日、東京・後楽園ホールで行われ、8・20大田区大会でのスペシャルミックストマッチへ向けた前哨戦で朱崇花が赤井沙希との一騎打ちに快勝。上野勇希はUNIVERSAL王座前哨戦を制した。

　8・20大田区大会で「秋山準&赤井vsクリス・ブルックス&朱崇花」のスペシャルミックストマッチを控える中、この日、赤井と朱崇花がシングル前哨戦に臨んだ。赤井がビッグブーツ、蹴り連打で攻め込んだものの決定打には至らず。赤井が狙ったケツァル・コアトルを阻止した朱崇花が不知火を見舞って3カウントを奪った。

　前哨戦を制した朱崇花は「あなた私に1回も勝ったことないよね。私はあなたに1回も負けたことがない。大田区、今日と同じ結果になるんだろうけど、秋山選手と組んで、せいぜい頑張ってください。私はあなたの先を歩んで、あなたを待ってます」と上から目線で挑発。敗れた赤井はバックステージで「初めて1対1で対峙して、改めてヤバさを感じました。秋山選手に教えていただきたいって大田区で組ませていただくんですけど、今日に関してはそれ以前の問題」と敗戦を噛み締め、「へこたれてたら今までの9年がムダになるので。立ち上がって前に進みます」と誓った。

　8・20大田区大会でDDT UNIVERSAL選手権を戦う王者・高梨将弘と挑戦者・上野勇希がアントーニオ本多、小嶋斗偉組とそれぞれ組んで前哨戦。一進一退の攻防を繰り広げ、最後は上野が本多をBMEで仕留めた。前哨戦を制した上野は「高梨さんに勝ったUNIVERSALチャンピオンとしてDDTを盛り上げていきます」と宣言。対する高梨は「DDTを新しい世界に連れて行ってくれるような男だと思う。でも俺たちにはまだやるべきことがいっぱいある。そのためにも防衛する」と誓った。

　この日の第1試合で飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&Xのフェロモンズが高木三四郎&大鷲透&高尾蒼馬組と対戦した。フェロモンズの新メンバー・白ブリーフ男は自ら覆面と白ブリーフを脱ぎ、正体が666の竹田光珠であることを明かした。

　その竹田がシャイニング・ドライバーで高木を仕留め、フェロモンズが勝利。竹田のフェロモンネームは“シャイニングボール”に決まった。8・20大田区大会で火野裕士&納谷幸男&スーパー・ササダンゴ・マシン、大鷲透&平田一喜&本多組と3WAY6人タッグ戦を戦うフェロモンズは竹田の加入で戦力アップ。フェロモンズ壊滅を叫んでいた高木は「フェロモンズが強くなっちゃう。どう止めればいいんだ。フェロモンズ勝手にしろ」と頭を抱えていた。