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【ちむどんどん】暢子の披露宴は「大安の平日」、日程面でもやりたい放題だった!

asagei MUSE

 何から何まで、自分の都合で決めないと気が済まないようだ。

 8月12日放送のNHK連続テレビ小説ちむどんどん」第90回で描かれた、ヒロイン比嘉暢子(黒島結菜)と青柳和彦の結婚披露宴。兄の賢秀(竜星涼)が豚の出産に立ち会うという仕事の都合で欠席になったことを除けば、すべて予定通りに執り行われたようだ。

 しかも沖縄からは、暢子にフラれた幼馴染の砂川智(前田公輝)が半ばだまし討ちで連れてこられ、無理やり出席させられるという荒業も。その智にお祝いをスピーチをさせるという鬼の所業には、ほとんどの視聴者が呆れ果てていたことだろう。

 しかも今回の披露宴ではそもそも、出席者たちの都合などお構いなしに、日程が決められていたようだ。この日は昭和54年(1979年)3月20日で、大安の火曜日にあたる。なぜ3月にしたのかも謎だが、ともかく大安に合わせるためにこの日を選んだのだろう。だがこの日程が、なんとも大迷惑だったというのである。

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「そもそも年度末が押し迫った3月下旬の平日に披露宴を行うこと自体が非常識の極み。列席者はほぼ全員、仕事を休んでいるのですから、職場でもさぞ『その夫婦、おかしいんじゃねえのか!?』と嫌味を言われたことでしょう。なかでも姉夫婦の石川博夫(山田裕貴)と石川良子(川口春奈)にとっては、最悪とも言える日程だったのです」(女性誌ライター)

 なぜなら3月20日(火)というのは、3学期が間もなく終わろうとする小学校教員にとって、最も休んではいけない時期だからだ。沖縄では3月25日前後に春休みが始まり、昭和54年であれば3月24日(土)が終業式だったはず。教員は通信簿をつけるといった年度末の作業に加えて、春休み後には新年度が始まることから、そこに向けた準備で大忙しなのである。

 ところが石川家では娘の晴海(佐藤風和)を連れて、前日には東京入り。すなわち19日(月)と20日(火)を続けて休んでいたこととなる。おそらく春分の日にあたる翌21日(水)には帰沖するはずだが、この時期に2日続けて休まれた学校側は、かなり大変だったことだろう。

披露宴前日に前乗りしていた石川夫妻(左)。仕事より妹の結婚式を優先というのは羨ましい話でもある。©NHK

「和彦側の田良島デスク(山中崇)ら東洋新聞社の社員たちにしても、平日の20日は避けてほしかったところでしょう。ちなみに21日(水・祝)は赤口に当たるため暢子としても避けたいところですが、せめて17日(土)にしておけば友引ですから問題なかったはず。どうしても大安にこだわるのであれば、2月25日が大安の日曜日ですから、そこを選ぶ手もあったはずです」(前出・女性誌ライター)

 なぜ結婚を約束してから7カ月も経った3月に結婚式を執り行ったのか。その理由が判然としないあたりもまた、「ちむどんどん」らしいのかもしれない。

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