世界最大規模の同人誌即売会として知られる「コミックマーケット」(略称：コミケ)。その最新回であり、記念すべき100回目となる「コミックマーケット100」が、8月13日、14日の2日間、東京ビッグサイトにて開催中。初日に当たる13日はあいにくの雨天となってしまったものの、それでも多くのサブカルファンが集まり、会場は大盛り上がりとなった。
ちなみに「コミケ」といえば、会場を彩るハイレベルなコスプレイヤーたちも見どころの一つ。初日の「コミケ100」では雨天の影響で屋外エリアが使えなくなってしまったものの、西展示棟の4階ホールが開放され、そちらにレイヤー＆カメラマンが集結。写真撮影や交流を楽しむ姿が見られた。
参加レイヤーの衣装に目を向けると、『ONE PIECE FILM RED』(公開中)に登場するウタをはじめ、現在放送中の「よふかしのうた」や「リコリス・リコイル」、さらには「その着せ替え人形は恋をする」「SPY×FAMILY」「パリピ孔明」といった今年を象徴するアニメ作品のコスプレが人気で、これらのキャラクターたち(に扮したレイヤー)がずらり。
また、ゲーム作品では「Fate/Grand Order」や「プリンセスコネクト！Re:Dive」「ファイナルファンタジーVII リメイク」などのヒロインに扮するコスプレイヤーが多く、「コミケ100」が“真夏のイベント”であることに合わせ、水着バージョンの衣装を着こなすレイヤーも大勢参加。それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
もちろんこれら以外にも、コスプレイベントではお馴染みの作品のコスプレで遊びに来ていたレイヤーも多く、同日に開催された「となりでコスプレ博2022夏」(略称：となコス)にも、美麗なレイヤーが大集結。
なかには両方のイベントに参加して、3年ぶりとなる真夏の「コミケ」＆「となコス」を思う存分満喫していたコスプレイヤーのグループもいた。
取材・文/ソムタム田井
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