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BBHF、キタニタツヤの初共演が実現したライブハウスイベント『DOSUKOI night -NSB!!-』をレポート

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『DOSUKOI night -NSB!!-』


DOSUKOI night -NSB!!-
2022.7.28 新横浜 NEW SIDE BEACH!!

7月28日(木)に新横浜 NEW SIDE BEACH!!にて開催された『DOSUKOI night -NSB!!-』。『DOSUKOI night』は、これまで不定期で開催されてきたライブハウスイベント。久々の開催となった今回は、キタニタツヤとBBHFのツーマンという初顔合わせの2組が共演することとなった。

イベントのオープニングアクトを務めたのは、熊本発の4ピース・バンド、Mercy Woodpecker。バンドにとって初のオープニングアクトであり、初の横浜でのライブということで、「初めて観てもらうからこそ、しっかり僕らのライブをやって帰ります」と、MCで意気込みを話していた彼らは、1曲目の「nocturne」で美しいアルペジオが絡め合った後、一気に音を爆発させる。彼らの音楽は、いわゆるギターロックの括りにはなるのだが、90年代のエモやポストロックからの影響が垣間見える、力強さと繊細さを兼ね備えたバンドサウンドが特徴的。「アルターエゴ」のヒリついた疾走感でオーディエンスを突き動かせば、瑞々しさのある「さよならスターライト」ではたくさんの手が挙がり、そして“約束の歌”として届けられた骨太な「日陰に咲く」まで、全6曲を披露。短い時間ではあったものの、フロアに強いインパクトを残していた。

Mercy Woodpecker


Mercy Woodpecker


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Mercy Woodpeckerの熱演を受けて、先攻で登場したのは、BBHF。荘厳かつ強烈なまでの低音を浴びせる「月の靴」からライブスタート。尾崎雄貴が鍵盤を柔らかく奏でながら歌を届けると、続く「流氷」は、尾崎和樹の叩くドラムがずっしりとフロアに響き渡り、サビではDAIKIが放つ煌びやかなギターの音色と、雄貴の伸びやかな歌声がフロアに放たれる。海外のインディミュージックを咀嚼したサウンドが印象的なBBHFだが、生でそれを体感すると、とてもバンド然とした迫力のある音であり、フィジカルに訴えかけてくるアレンジにじわじわと興奮が昂ってくる。80'sポップスの匂いが漂う「僕らの生活」の豪快なアウトロや、逆光気味に照らされた白い光に包まれながら繰り広げた「シェイク」、ラテンフレーバーなビートを虹色の照明が彩った「花のように」……。そのどれもが美しく、一音一音がしっかりとした存在感を持ってフロアに届けられていた。

BBHF


BBHF


オーディエンスの身体を心地よく、それでいて力強く揺らしていく彼らのサウンドは、曲を追うごとにどんどんと輝きを増していく。カントリーな趣きもある「黄金」では、柔らかな空気でフロアを包み込み、瑞々しいサウンドに身を委ねていると、続く「なにもしらない」が、その陶酔感を極限まで高めていくように響き渡る。アコースティックギターに持ち替えた雄貴が、オーディエンスに感謝を告げた後、ラストナンバーの「バックファイア」へ。過去を振り返りながら、それと同時に未来へと思いを馳せるような言葉達であり、どこか郷愁的な感じもあるサウンドでありメロディは、きっと何十年先も変わらずに、いや、いまよりもさらに強く光を放つことを想起させるエンディングとなった。

BBHF


BBHF


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