「チームは、準レギュラーの境遇に不満を漏らしていた中田翔(33)を餌にレギュラーショートの獲得に動きましたが、期限内にトレードは成立せず。現状、坂本の復帰を見据えてショートのポジションを空けて待っている状態です。ところが、不測の事態に備えて坂本本人が一度は固辞したファースト転向案も保険としてペンディングされたままなんです。腰のコンディションは想像以上に思わしくないと言われます」(球団関係者)
ファーストの中田をレフト、セカンドの吉川尚輝(27)がショートに回る大がかりなコンバートになる見込みだ。
「空いたセカンドには、今季ブレイク中の増田陸(22)が入る。坂本が守備負担が少ないファーストに転向すれば、打撃に全集中できます。より強固な打線を形成できるでしょう」(球団関係者)
安住のポジションなどない劇的な改革が、果たしてチーム状況をガラリと変えてくれることになるか。
*巨人と阪神「大逆転V」のウルトラC作戦(2)につづく
広告の後にも続きます