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初めて練習した曲/学芸大青春のジュネッセンス!!【「音とともに生きる。」from 相沢勇仁】

WEBザテレビジョン

「2次元と3次元を行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。

今回は、僕が初めて歌詞を覚えて、歌を練習した時のことについて、過去を振り返りながら書いていこうと思います。

それがいつ頃だったのかを思い出す為に幼少期の記憶を辿ってみたところ、僕が小学校低学年の頃、当時大好きで毎週欠かさず見ていたアニメ『NARUTO-ナルト-』の主題歌だった、ロックバンド・FLOWさんの『GO!!!』でした。

この曲は歌メロだけでなくラップパートもあって、この『GO!!!』のラップパートが、僕が初めて練習したラップのフレーズにあたることにもなるみたいです。

そして、この曲にただハマっていたのではなく、何か刺激を貰ったんでしょうね。気付いたら、ちゃんと歌詞を覚えて歌えるようにと練習してました。勿論、当時の歌のクオリティには全く期待できませんけど(笑)。

母も歌の練習に付き合ってくれて、僕が歌詞を覚えて練習できるように、歌詞をパソコンでプリントして歌詞カードを作ってくれたり、歌のアドバイスもしてくれていた気がします。昔のことすぎて、どんなアドバイスだったかはぶっちゃけ1ミリも覚えていませんが(笑)、優しく教えてくれてたことは覚えてます。 
 
そんな母は若い時から歌が好きだった人で、これは僕も大きくなってから知ったことなのですが、小学生の頃は合唱部に所属していて、音楽の先生に「中学から音大附属の学校に行った方がいい」と勧められていたらしいです。ただ、母は8人兄妹の大家族だったため、学費などのこともあり音楽学校への進学の道は諦めざるをえなかったみたいです。それでも高校時代はバンドでボーカルをしていたくらいには歌が好きだった母。

そんな過去があるからこそ、歌が好きで歌の道に進みたいと言う僕の気持ちを昔から大事にしてくれていたのかもしれません。

心から感謝しかないです。

さて、母の過去について少し触れたところで『GO!!!』の話に戻すと、当時この楽曲を聴いているだけでなんだか元気が出たし、テンションが上がっていたのを覚えています。〈聴いているとテンションが上がる〉〈やる気やエネルギーが満ちてくる〉。ロックを聴いているとそんな気持ちや気分にさせてくれることが多いです。

聴き手の心の奥底に眠っている何かを呼び覚ましてくれるような感覚は、ロックの魅力の1つなのではないかと思います。当時の僕も、無意識のうちにそんなロックが持っているパワーに魅了されていたのかもしれません。
 
最近で言うと、僕がロックからパワーを貰っているなと感じる瞬間は、ONE OK ROCKさんの『Save Yourself』を聴いている時です。とてもカッコいい楽曲なので、是非皆さんも聴いてみてください。
 
元気を出したい時、やる気に満ちあふれたい時、遣る瀬無い気持ちに襲われた時、ロックを聴けば何か少しでも刺激が貰えるんじゃないかなと思います。そんな時は一度、ロックを聴いてみてはいかがでしょうか?
 
   

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