『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)にて、紹介された怪談に松原タニシがJホラーの金字塔である『リング』のようだと太鼓判を押した。
【実際の映像】兄の子供に起きた怪奇現象(57分頃~)
この日は「この怪談一本でのし上がるぜSP」と題して、怪談でのし上がりたいお笑い芸人として、ツートライブのたかのり、橋山メイデン、ガクヅケの木田、スモーキードライの高野智和が登場。審査員として、一流怪談師の松原タニシと田中俊行が出演した。
注目を集めたのは、高野による「その手紙には触れてはいけない」という怪談。現在、相方と後輩の俳優と共に『スモドラオカルトベース』という心霊スポットを巡ったり、怪談を話したりするオカルト系YouTubeチャンネルを運営しているという高野。あるとき、以前から知り合いだった女性から「心霊スポットとかたくさん行ってると思うけど、ああいう場所に落ちているものとかを拾わないでね、触らないでね」という注意のLINEが届いたそうだ。高野が、理由を女性に尋ねると、女性の恐ろしい経験が明らかになった。
九州出身で現在は東京で働いているという女性。ある日、仕事が落ち着いて九州に帰った際、両親と兄家族と共に旅行に行くことになったという。その旅の中で、両親が「とある大仏に行きたい」と希望しそこに向かうことに。
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その大仏は中に入れる大仏で、1番上の階にはキレイな祭壇があったそうだ。その祭壇の前には1枚の封筒が置いてあり、何故か女性はその封筒が猛烈に気になりだしたという。ふと、手を伸ばして封筒を見て見ると宛先の部分に「あなたへ」と書かれていた。その後、両親から「そんなものを触っちゃだめよ」と注意され、女性は封筒を元に戻した。
旅行から帰宅し、実家の自身の部屋で寝ていると、女性は不思議な夢を見た。知らない小さな女の子が無表情でこちらを見つめている。誰だろうと夢の中で思っていると、急にその子がバッと手を出してきて、女性の首を絞めてきたという。「殺される!」と思った瞬間、女性は目が覚めた。しかし、起きてもまだ苦しい。なんと、彼女は自分で自分の首を絞めていたそうだ。
朝、両親に夢のことを話すと、お母さんは一本の電話を掛け、自宅にお坊さんがやってきた。女性はお坊さんからお祓いをされ「もう大丈夫だからね」と言われたそうだ。いったい、何が起きたのか、お坊さんも両親も、何も答えてくれなかったという。