生きていれば誰しも心配や不安はつきまとってくるものです。「今度の仕事はうまくやれるだろうか」「老後はどうやって暮らせばいいだろう」と常に悩みは出てきます。ただし、先々を考えて心配することはそれを予防する対策を打てるということなので必ずしも悪いことではありません。
ビジネスにおいては、その心配や不安を利用することでこちらの要望を飲ませる「フィア・アピール」という技法があります。
例えば「この仕事を断ると君の将来のためにならないよ」と言って引き受けさせたり、「保険に入っていないと病気になったとき困りますよ」と言って加入させたりといった具合です。あまり直接的な言葉で怖がらせるよりは、柔らかい言い回しで表現したほうがより効果があります。
もうひとつ「ロストゲイン効果」という手法があります。こちらは、手に入れようと思ったものが無くなっているとどうしてもそれが欲しくなるという心理状態のことです。一度「商品は売り切れました」とアナウンスして、「在庫で限定◯個追加販売します」というような方法をとれば、購入意欲は高まっていくため商品は売れるようになるでしょう。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 ヤバい心理学』
『ヤバい心理学』はこんな人におすすめ!広告の後にも続きます
・他人の言動の裏に潜む『心』の正体を知りたい
・自分や相手の気持ちや考えのベースになっている『本音』を理解したい
・仕事でつかえる心理学を知りたい
・気になるあの人と仲良くなりたい
以上の方には「図解 ヤバい心理学」は大変おすすめな本です。
今日からすぐに実践できる!「嘘つき」への対処法!本書では実に70以上もの心理テクニックを解説していますが、ここでは、その中でも特に注目度の高い「相手の嘘を見抜く方法」について、ご紹介しましょう。
皆さんの周りにも嘘つきは沢山いると思います。そして正直者のあなたは日頃からそんな悪人に悩まされていることでしょう。些細な嘘ならまだしも、高額なものを購入させられたり、事件に巻き込まれたりしたら、たまったものではありませんよね。
人はウソをついているときにそれを指摘されると、緊張からさまざまな身体的反応を起こしやすくなります。そのため、相手がウソをついているかもと感じたら、「それってウソじゃないの?」と思い切って質問してみるのが有効です。
嘘つきがどうしてもしてしまう無意識的な言動とは?