ベスト8進出を決めたハダッド=マイア
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今大会2回戦で第13シードのL・フェルナンデス(カナダ)をストレートで下し3回戦に駒を進めていたハダッド=マイア。この試合の第1セットでは第5ゲームでブレークに成功すると、世界ランク1位のシフィオンテクに対し1度もブレークポイントを与えることなく先行する。
第2セットでは序盤から6度のブレークチャンス握られるも決め切ることができずにいると、第6ゲームでブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれた。
ファイナルセット、2度のブレークを奪われたハダッド=マイアだったが、リターンゲームでは10度のブレークチャンスを創出しそのうち3度ブレークに成功。3時間の熱戦の末にブラジル人女性初の快挙を達成した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはハダッド=マイアのコメントが掲載されている。
「私のキャリアでは厳しい局面がたくさんあった。まだ26歳だけど、すでに4回も手術を受けている。だから、特別な瞬間があるときはとにかく楽しむようにしている。私たちは時々『ああ、私はそんなに幸せではない』と思うことがあるから。でも、実際はこの瞬間を生きるために、この夢を生きるために15年間もハードワークしてきたの」
勝利したハダッド=マイアは準々決勝で第8シードのG・ムグルサ(スペイン)と第12シードのB・ベンチッチ(スイス)の勝者と対戦する。
同日には第10シードのC・ガウフ(アメリカ)、第15シードのS・ハレプ(ルーマニア)らが8強に駒を進めている。