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『パワプロ』トッププロが予想する「にじさんじ甲子園」優勝校は?対戦ガチ勢に全チーム分析と優勝チーム予想をお願いしてみた

インサイド

夏と言えば野球。今年も野球ゲーム『パワプロ』の「栄冠ナイン」モードを使用した大会「にじさんじ甲子園」の季節がやってまいりました。

ドラフトに育成、そして本戦と猛暑に負けないアツい戦いが繰り広げられるにじさんじライバーの祭典をより一層楽しむべく、今回は『パワプロ』に詳しい対戦モードのプロとして活躍したプレイヤーを招き、出場各校の戦力分析と本命予想を敢行。

「栄冠ナイン」の育成だけでなく特殊能力の効果や対戦AIにも詳しいプロの視点から、各チームの特色や試合展開を分析してもらいました。


──今日は『パワプロ』のプロプレイヤーとしての経験をお持ちの「ケーバック(@kbckchan)」さんと「ゆさ(@pawaspt_yusa)」さんのおふたりにお越しいただきました。よろしくお願いします!

ケーバック:よろしくお願いします!前回はパワフェス講座でしたが、栄冠ナインもプレイしているので楽しみです。


ゆさ:よろしくお願いします。推しのライバーは加賀美ハヤトさんです。

◆Aリーグは各校エースがどれだけ投げられるかに注目
──『パワプロ』のLIVEチーム機能から各校のデータをダウンロードしてきましたので、さっそく細かく能力を見ていきましょう。まずはAリーグ、レオス・ヴィンセント監督の「楽園村立まめねこ高校」ですね。

ケーバック:このチームはエースのサロメ嬢投手が強い! 特殊能力がストレートに関係するものばっかりで、全部発動したボールは打てないんじゃないかな。

──ちょっと左打者とピンチに弱いのが気になりますが。

ケーバック:確かに、条件下では能力が下がるだけでなくてスタミナの消耗が激しくなるから最後までは投げ切れないかも知れません。2番手以降の投手起用は絶対的な選手がいないから難しいですね。

ゆさ:攻撃面はそこまで強打者が並ぶわけではないけど、設定されている打順を見ると2番に「威圧感」持ちを入れてチャンスに強い打者を中軸に据える並びが良いですよね。対人勢が考えたみたい(笑)。

※特殊能力「威圧感」はひとつ前の打順から効果を発揮するため2番に据えるのが最適とされている

──やはり投手のスタミナというのはひとつのポイントになりますが、リリーフ投手のポイントはどこになるでしょう。

ケーバック:総合的な能力があまり高くなくても、よく曲がる変化球がひとつあるだけである程度抑えられる可能性はありますね。

ゆさ:「変化球中心」とか「積極盗塁」のように緑色で表示される特殊能力がオート対戦では重要で、時には悪さをしてしまうこともある印象です。

──続いてはダブルエースを並べた笹木咲監督の「パンパカパンダ高校」です。

ケーバック:先発しそうなYASHIRO投手に味方野手のパワーを底上げする「勝ち運」がついてるのは結構なアドバンテージだと思いますね。

ゆさ:ひまわり選手が「ムード〇」も持っているので、常に打線のパワーが+10されていると考えて良いですね。投手の能力を上げる「キャッチャーA」も持っていて、本当に「チームのため!」っていう選手で最高です。

──投手は打球が飛びづらくなる「重い球」も持っていて、相手のパワーを抑えながら自チームのパワーは底上げする面白いチームですね。

ゆさ:試合の後半で能力が上がる「尻上がり」が発動したらかなり強いですから、それまでどれだけYASHIRO投手のスタミナを残せるかがカギですね。

──Aリーグ3チーム目は、リゼ・ヘルエスタ監督率いる「王立ヘルエスタ高校」です。

ケーバック:エースの月ノ投手が強すぎますね(笑)。総合能力が高くて「勝ち運」もあるし、「打たれ強さB」があると多少打ち込まれてもガクッと能力が下がることはないから安心。

──「変化球中心」持ちですが、変化量が大きいとAIの投球ではボール球が増える可能性もありますね。

ケーバック:確かに。そうなると「四球」のマイナス特殊能力が発動して必要以上にスタミナを消費するかもですが、リリーフ投手が試合終盤で能力が大きく下がる「寸前×」を持っているのは心配ですね。尖ってるなぁ。

ゆさ:野手陣も強打者揃いで内野の守備力も高いけど、本番の球場はかなり広いクラウンスタジアムのはずだから、外野手が軒並み守備E・肩Fなのは不安かも。

ケーバック:いくら足が速くても守備力が低いと動き出しが遅くなっちゃうから、外野へのヒットは増えるかも知れないですね。総合力はかなり高いけど、試合終盤と外野守備に不安アリってことで。

──Aリーグラストの「加賀美大附属高校」は、昨年度優勝の加賀美ハヤト監督が率います。

ゆさ:ここは育成では転生プロやOBを誰も引かなかったけど、3年目に夏の甲子園優勝を成し遂げたんですよね。かなり強いと思います。

ケーバック:弾道4でパワーAのバッターが4人もいるのはやばい! それでいて守備も全体的に高いのがすごいですね。3年でこんなに強く育成できるのは栄冠ナイン上手すぎる(笑)。

ゆさ:控え選手で守備固めもしっかり考えてあって、リリーフも揃ってますね。小野町投手は「勝ち運」を持ってるので、打者1人だけ投げさせて次のイニングに効果を発揮させる“勝ち運継投”が出来ますよ。これは対人戦では定番ワザなので、是非やってみてしてほしいです。

ケーバック:エースであろうジユ投手のメイン変化球がサークルチェンジっていうのは珍しい。オート対戦でもあまり強い印象がない球種ですけど、6段階まで上げているから刺さるかも知れないですね。



◆Bリーグを制すは破壊力か機動力か、それとも特殊能力か
──お次はBリーグ。まずはイブラヒム監督の「帝国立コーヴァス高校」から。

ケーバック:全体的に投手の球速があんまり高くないですよね。オート対戦のAIが変化球ばっかり投げるようになっちゃうんじゃないかな。

ゆさ:コーヴァス高校は育成の段階でセーブせずに終了してリセットペナルティが発生しちゃったんですよね。なので、他の高校と比較するとちょっと気の毒な部分があります。

※栄冠ナインではリセットをすると所属選手の能力が大幅に下がってしまう

ケーバック:うわー、それは仕方ないね。でも打撃に全振りせずに外野手も守備Dのラインまで育ててるのが偉すぎます。

──遊間投手が今回の出場校では唯一のオリジナル変化球持ちなので、どこまで頑張れるかがカギになりそうです。

ケーバック:オート対戦は最終的にはAI頼みなので、こういう特別な要素はワンチャンありますよ。

──葛葉監督の「神速高校」はいかがでしょうか。

ゆさ:ここは甲子園連覇を達成してて、正直言って優勝候補ですよね。

ケーバック:めっちゃ強い!敢えて心配なポイントを挙げるとすれば、エースがノビEで「速球中心」なのが気になるかな。三振はあんまり取れないかも知れないし、相手の弾道が下がる「ゴロピッチャー」の能力があるから内野の守備力が重要だと思う。

ゆさ:内野は捕球が低かったり「エラー」持ちだったりするのが気になりますね。投手のスタミナって味方のエラーでもガクッと減るので。

──「ゴロピッチャー」は本作から追加された特殊能力なので、オート対戦でも未知数のものがあります。この高校は全体的に尖った能力の選手が多いですね。

ケーバック:このルールだと2年生以下は最後まで育成できないので、ある程度一芸に特化するのが賢いと言えますよね。それにしても主力のルカ選手が強すぎて、見た時はびっくりして声が出ちゃいました(笑)。

ゆさ:9番打者が打席で粘れる「カット打ち」を持っていて、控えている1番打者の「威圧感」の恩恵を受けて相手投手のスタミナを削る作戦がいやらしすぎます。ファールで粘るのは自操作では難しいので、オート対戦ならではの戦術ですね。

──ニュイ・ソシエール監督の「チョモランマ高校」はちょっと変わったドラフトで注目を集めました。

ゆさ:めぇもと(舞元)選手以外は全員女性ライバーなんですよね。

ケーバック:それは推せる(笑)。全体的に基礎能力はそこまで高くないけど、特殊能力はめっちゃ良いですね。例えば「ケガしにくさ」や「回復」って今回のルールでは意味がない能力なんですけど、この高校は発動しやすい能力が多い印象です。

ゆさ:エースのハナちゃん投手は「ノビB」と「闘志」の組み合わせがかなり強いし、変化球も打たせて取るには良い球種なので見た目以上の化学反応が起きるかもですね。内野の守備も良い。

ケーバック:打線も「2番最強理論」で王覇山(葉山)選手に任せた!って感じでめっちゃ好きです。他の選手もパワーは低くてもヒットはありそうなので、敵エースのスタミナを削れば混戦に持ち込めそうです。

──最後は昨年度準優勝、椎名唯華監督の「にじさんじ高校」です。

ケーバック:転生OBの3・4番が最強。栄冠ナイン3年でこんなに強い選手を作るのは上手すぎます。どのコースでもホームランにできる能力ですね。

ゆさ:特にコメントする必要がない程に強いです。

ケーバック:先発できそうな投手が4人もいる選手層もすごいですね。ベンチにも打撃の良い選手がいるから、投手に代打を出しやすくて采配の幅が広い。

ゆさ:恐らくは剣持選手が先発なんですけど“虚空ボール”こと超スローボールがオート対戦で逆効果にならないと良いけど……。

──投げる球種を指定できないので、同じボールばかり投げてしまうことがあるのが『パワプロ』AIの難しいところです。

ケーバック:変化量1のボールは打たれやすいので、育成段階であえて覚えさせないのも戦術ですね。ただ、逆に変化量が小さいことで空振りにならず凡打に打ち取れるケースもあるらしいので、絶対に弱いとは言い切れないのが絶妙な要素ですね。

◆強豪校が有力も、一発勝負ならではの逆転要素にも注目
──ということで一気に全チームの選手をチェックしましたが、ここからは優勝予想としておふたりの本命チームと対抗チームを挙げてもらいましょう。

ケーバック:僕の本命は王道だけどBリーグの「にじさんじ高校」かな。他の高校はチャンスで投手に打席が回ってきたときに代打を出せないことも多そうだけど、ここは層が厚いので総合力が抜けてると思います。対抗はちょっと悩んだけど交代までしっかり考えている育成方針の好みもあって「加賀美大附属高校」で!

ゆさ:僕は本命が「加賀美大附属高校」で!推し要素も10%ほど入ってるけど、素直にバランスが良くて強力だと思います。対抗は「神速高校」ですね。どの高校も肩力を上げきれてないから、広い球場では俊足揃いのチームが有利かなと。ヒットが2ベースになったり盗塁が決まったりすると予想しました。

──やはり育成で甲子園優勝しているチームへの評価は高くなりますね。逆に穴予想ではないですが、ちょっと注目のチームを挙げるとすればどこでしょうか。

ケーバック:僕は女の子ばっかりだからチョモランマ高校かな(笑)。っていうのは半分冗談で、特殊能力構成も魅力的だし葉山選手に任せる打線も面白いので、意外と一発はありそうだと予想します。

ゆさ:僕は「王立ヘルエスタ高校」の月ノ投手が今大会ナンバーワンピッチャーだと思うので、そこが注目です。「キャッチャーA」もあって、このバッテリーだけで全チーム完封できる可能性があるんじゃないかなって。

ケーバック:確かに投手さえ良ければ勝てる可能性があるのが面白いところだよね。

ゆさ:例年と同じ形式なら試合中の重要な局面で「ターニングポイント」システムがあるはずなんです。ターニングポイントでは守備側が抑えきると次の回の攻撃で飛躍的に能力があげられるので、打力不足も投手で補えるのがポイントですね。

──ありがとうございます。今回は対人戦プロプレイヤーのおふたりにとっては若干得意分野とは異なる中で、それぞれ視点で優勝予想をしていただきました。果たして的中するかは本戦を見てのお楽しみということで。

ケーバック:チームがダウンロードできるので実際に戦わせてシミュレーションするのもアリですが、あえて能力だけ見て語り合うのも楽しみ方のひとつですよね。

ゆさ:楽しかったです。皆さんも是非推しの高校を推しあってみてください!

──ちなみに、対人戦で使えるとしたら使ってみたい選手はいましたか?

ケーバック:「加賀美大附属」の野手軍団が強すぎるから、打ちまくりたいですね。

ゆさ:僕はYASHIRO投手のシンカーとシンキングツーシームが投げてて楽しそうだなって感じます。

──栄冠ナインで育成した選手を操作して対戦、なんてのも楽しそうですね。本日はありがとうございました。

ケーバック& ゆさありがとうございました!


注目のにじさんじ甲子園は8月12日開幕。12日のAリーグ総当たり戦、13日のBリーグ総当たり戦が行われ、14日に決勝戦が予定されています。

 
   

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