B作さんはこれ以外にも、ガムテープの芯2つに角材を載せた「流し撮り」機材のアイデアを披露しています。これも「ふと目の前にあったガムテープの芯を見た時、ピンとひらめき試してみた」ら、目論見通りの結果を得られたんだとか。
身近なものを撮影機材に転用する秘訣について「これといった決め手はないのですが、しいて言えば決め手が見つかるまであきらめずに考え続けたことでしょうか(笑)」とB作さん。ずっと考えていると、普段なら見逃してしまうきっかけを掴めるのかもしれませんね。
もちろん、本格的な撮影機材と比較すると、色々な改良点があるのも事実。「平面にスマホを置いて撮るなら特に工夫はいりませんが、スライドさせる時のガイドレール的なものがあれば様々な撮影ポジションに対応できると思っています」と改善点に言及しています。
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「しかしながら、引き出しからサッとガムテープや注射器を取り出して5秒でセッティングできるところが、この『貧乏スライダー』の醍醐味でもあります。本気の工作をしてガチガチに長い棒を装備してしまい、収納にかさばる……などと本末転倒なことにならないよう、ゆるくライトに楽しみたいと思っています」
ちょっとしたアイデア次第で、高価な機材と同じような結果が得られる、というのは覚えておくといいかも。100円ショップは色々な可能性を見せてくれますね。
見て!この粘るカメラの動き‼️
注射器の圧を使ってゆっくーーり滑らかにスライド撮影する方法考えた!!
100均の注射器です!#鉄道模型 #Nゲージ #Bトレ #ジオラマ pic.twitter.com/pTQeJ10pRg— B作 (@Btoretsukuru) August 2, 2022
<記事化協力>
B作さん(@Btoretsukuru)
(咲村珠樹)