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<鎌倉殿の13人>佐藤二朗「大泉洋はあと8回ぐらいぶっても大丈夫(笑)」

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<鎌倉殿の13人>佐藤二朗「大泉洋はあと8回ぐらいぶっても大丈夫(笑)」

8月7日に行われた「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』プレミアムトークin埼玉~比企一族スペシャル~」に、佐藤二朗、草笛光子、成田瑛基が登壇した。さらに、サプライズゲストとして山谷花純が登場。同イベントでは、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に登場する比企一族が、比企ゆかりの地・埼玉県東松山市でトークイベントを行った。

トークイベントでは、演じた役どころについてや撮影の舞台裏、大河ドラマ出演への思い、比企一族についてなどを語った。

■佐藤「大泉洋はあと8回ぐらいぶっても大丈夫です」

――話題になっている頼朝(大泉洋)へのビンタのシーンについて

草笛:あのビンタは、もっとぶってもよかったんですけどね(笑)。でもあのシーン、私が悪いみたいに世間で言われていますね。私が一人で決めてぶったみたいな話になっていて。大泉さんがそういうふうにあっちこっちで言いふらしてるんです(笑)。1回でいいのにテストも含めて3回もぶったとかね。

佐藤:大丈夫ですよ、大泉洋はあと8回ぐらいぶっても大丈夫です。大泉が悪い(笑)。

草笛:まだ台本ができる前に、三谷さんが私にじかに「今度は頼朝をひっぱたきますからね」とおっしゃったので、どうしてですか?と聞きました。それで分かったのですが、頼朝は小さい時から比企尼が育てたので、悪いことをしたらぶてるんです。

草笛:その後、台本が進んでいっても、どこにもそういうシーンがなかったのですが、頼朝に対してひっくり返るような気持ちになったシーンがあって「あっ、ここかな?」と思い、三谷さんに「ぶつのはここですか?」と聞きました。そうしたら「あ、そうですね、そうでした」と、書く本人が(笑)。それで「ぴしゃっとやっていいです」となったので、撮影のとき、大泉さんに「私の手は痛いのよ」って言いました。そしたらおびえちゃって、たたく瞬間に少し逃げたんですよ。逃げなきゃもう少し良い音が出たんですけどね(笑)。

■佐藤「どこかチャーミングな人だと思って演じました」

――比企能員という役についてお聞かせください。

佐藤:僕が思う比企能員というのは、坂東彌十郎さん演じるライバルの北条時政と比べると、ちょっと地元の方には怒られちゃうけど、器が小さい人なのかもしれない。でも僕も当然、感情移入してひいき目に見ているから思うのですが、能員は自分の器の小ささとか、そういうことをちゃんと自分で引き受けた上で行動しているんだと思います。これは大変なことですよね。自分の至らないところを自分で認めるというのは勇気がいることだと思いますが、能員はそれを飲み込んだ上で、でも時政に勝ちたいと思って、いろいろ政略結婚などをしかけていく。自分の欠点を認めているという、どこかチャーミングな人だと思って演じました。

――三谷脚本についてはいかがでしたか。

佐藤:三谷さんの本はやっぱり面白いし、どのせりふもいい。僕個人が思う、いい脚本のひとつの指標というのは「うわ、このセリフ、俺が言いたい。ほかの俳優に渡したくない!」と思えるせりふがあるかどうかなんです。短いセンテンスか、長ぜりふかは問わず、そういうせりふが書かれているかというところを割と見るんですけど、三谷さんの脚本にはそういうセリフが多い。今回、僕が一番“うわ〜”と思ったのは、「表に出ろと言われて、表に出てよかったためしはない」ですね。“名言やん!”と思って(笑)。確かに表に出ろと言われて表に出たら絶対いいことないですよね。

――せつは、頼家の正室になりかけたものの側室になりましたが。

山谷:頼家を演じている金子大地くんと私は同い年で、19歳の頃からずっとこれまで4回ぐらい共演させていただいてるんです。だから2人で、しかもお互い初めての大河ドラマ出演ということだったので、同志じゃないですけど戦友みたいな感覚で、毎回、撮影現場で一緒にカメラの前に立つことができました。先輩方もこういう気持ちをいろいろ重ねて今があるんだろうなというふうに思って。金子くんと一緒に同じ景色を見られてよかったなと。だから正室じゃなくて側室にされたけど文句はないです(笑)。


■成田「いろいろな監督の演出も体験できてとても良い経験になりました」

――成田さんは、3回目の大河ドラマ出演でしたが。

成田:今回、初めて何話にもわたって出演する役をいただいたので、いろいろな監督の演出も体験できてとても良い経験になりました。この作品は、やっぱり小栗旬さんが座長という感じでみんなを引っ張っていってるなと感じました。毎週リハーサルがあるんですけど、そのリハーサルの時からみんなが小栗さんについていっているという感じで、撮影の合間も前室で小栗さんやメインの方々がすごく明るく楽しくしゃべりながら、明るい雰囲気で現場が進んでいるんです。

――蹴鞠のシーンはいかがでしたか?

成田:僕は源頼家(金子大地)の側近6人衆の一人だったので、登場シーンは蹴鞠をしているシーンが多くて、たくさん練習したんです。それが難しくて。サッカーのリフティングとは違って、蹴鞠は右足の甲しか使っちゃいけないんですよね。でも僕はすごい才能が開花して、練習の時から100回くらい出来たんです(笑)。昔やっていたサッカーでは、50回くらいしかできなかったのになぜか蹴鞠では100回くらい。ただ、シーンとしてはうまくいったらいけないシーンだったので(笑)。へたくそに見せる芝居が大変でした。

――比企一族についてお聞かせください。

佐藤:比企一族は歴史的な敗者で、あまり教科書に載っているような人たちではないです。でも僕は『歴史探偵』のMCをやっているというのもあって感じるんですけど、歴史であんまり描かれていない、フィーチャーされない暗部とか、そういう影の部分を輝かせることができるのは俳優の醍醐味のひとつですよね。ただ史実の上では比企は敗者なので、能員がもっとちゃんと人の意見を聞けばよかったのかなとか、いろいろ思いはありますけどね。

草笛:私は比企の家族になれてとてもうれしいですし、誇りです。“比企”という名前だけで少し、“上つ方(身分の高い人)”に見えますでしょう。それに、私は比企尼という人について、この頃やっと気がついたんですけど、すごい女性だったんです。頼朝を育てた、比企という家を育て上げた中世日本のすごい女性、と紹介されていた本を読んで、「ああ、私、間違った演じ方をしちゃったかな」と思うくらい、器の大きな人で、余計なことは言わないけどちゃんと要所要所に目が届いていて。頼朝のために比企一族も全部引き連れちゃうんですよね。みんなで頼朝を持ち上げた家族だったのだと思います。

■山谷「初めての大河ですてきな皆さんとお話ができて本当に幸せ者です」

―最後にメッセージをお願いします。

山谷:初めての大河ですてきな皆さんとお話ができて本当に幸せ者です。またこの世界に帰ってこられるように日々精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

成田:“比企家の運命やいかに”というのがこれから描かれていきますので、ドラマを見てどうなるかぜひ楽しんでいただきたいです。あとはぜひ、成田瑛基の名前を皆さんに記憶していただければ(笑)。

佐藤:第30回~第31回で比企家に本当にいろんなことが起きます。そのタイミングで比企の地元の東松山に来られたというのは、我々も感慨深いです。そして草笛さんがおっしゃっていたとおり、比企一族というのはとても品があったのではないかと思います。こんな血みどろの、生き馬の目を抜くような鎌倉時代にあって確かに、本質的に比企には品格があったんだと思えてよかったです。引き続き大河ドラマをご覧ください。

草笛:私は歴史に弱かったものですから、比企の家系というのはよく分かっていなかったのですが、やっていくうちにだんだん、これはすごい一族なんだと思いました。しかもその裏にいた比企尼がすごい女性だということも分かってきました。私の役どころじゃなかったんじゃないかと気が重くなることもあったんですが、私がこんなに素晴らしいところで生まれて、立派な一家になって、素晴らしかったと思います。頼朝を育ててあんなふうにしちゃいましたけれども(笑)。この作品に出させていただいてありがとうございます。



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