Jリーグは8月10日、ルヴァンカップ準々決勝第2戦の4試合を各地で開催。等々力陸上競技場では川崎フロンターレ対セレッソ大阪が行なわれ、2-2のドローに終わった。
序盤から攻勢に出たのは、ホームの川崎だった。ことごとくセカンドボールを拾ってボール保持し、テンポの良いパス回しからアタッキングサードに侵入。再三にわたり好機を生み出していく。
C大阪は粘り強い守備で耐えていたが、40分に川崎が先制。ペナルティエリア手前で細かくつなぎ、見事な連係からレアンドロ・ダミアンがシュートを放つ。これはDFのブロックに遭い、そのこぼれ球をマルシーニョが押し込んでネットを揺らした。
主導権を握るホームチームは53分に追加点。左サイドでパスを受けたマルシーニョがドリブルで仕掛け、ペナルティエリア左角付近から中央へ横パスを供給。L・ダミアンからのリターンパスに反応したマルシーニョが右足を振り抜き、ゴールに突き刺した。
C大阪は2点のビハインドを負うも、最後まで諦めず、速攻からチャンスを作ると終了間際の90分に加藤陸次樹が1点を返す。そしてラストワンプレーとなった90+6分、山田寛人がヘディングで土壇場に同点ゴールを挙げ、2-2のドローに持ち込んだ。
C大阪のホームで行なわれた第1戦は1-1のドロー。2戦合計3-3で、アウェーゴールの数で上回ったC大阪が昨年に続いて2年連続でのベスト4進出を決めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2022年8月11日