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【仏G1・ジャックルマロワ賞注目馬】G1連勝中のコロエバス、4ヶ国G1制覇のステートオブレストなど 日本からバスラットレオンが参戦

netkeiba.com

 8月14日にドーヴィル競馬場で行われるジャックルマロワ賞(3歳上牡牝・仏G1・芝1600m)。100年の歴史を誇る大レースであり、歴代覇者には数々の名マイラーが名を連ねる。また、1998年にタイキシャトルが優勝し、日本調教馬初の快挙を成し遂げた。

 今年は日本からバスラットレオン(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が参戦を予定している。今年3月にドバイの地でゴドルフィンマイル(首G2)を制し、前走のサセックスS(英G1)では欧州の最強マイラー・バーイードと対決し4着。今回が海外3戦目となる。

 発走時刻は日本時間の14日22時55分を予定。また、JRAによる馬券発売も行われる。海外の主な注目馬は下記のとおり。

■コロエバス(Coroebus、牡3、英・C.アップルビー厩舎)

 昨年8月のデビュー戦を快勝し、3戦目のオータムS(英G3)で重賞初制覇。今年4月の英2000ギニー(英G1)では馬群の内側から力強く抜け出し、無傷5連勝中だった僚馬ネイティヴトレイルを振り切ってG1初制覇を果たしたことでも知られている。

 続く6月のアスコット開催にて、セントジェームズパレスS (英G1)に出走。ゴール前で各馬が殺到する激戦のなか、インコースから力強く伸びてG1連勝を飾っている。バーイードとの直接対決が期待されたサセックスS(英G1)は左後肢の炎症により回避。今回はG1・3連勝がかかる。

■インスパイラル(Inspiral、牝3、英・J.ゴスデン厩舎)

 昨年6月のデビュー以降、無傷の4連勝でフィリーズマイル(英G1)を制覇。今年の始動戦となったコロネーションS(英G1)では、最終直線で馬群を割って、ただ一頭力強く抜け出て後続に4.3/4馬身差をつける圧勝劇を見せた。

 前走のファルマスS(英G1)では圧倒的1番人気に支持されるも、プロスパラスヴォイッジを捉えきれず2着となり初の黒星を喫した。巻き返しを図る。父は欧州の最強マイラー・フランケル。

■ステートオブレスト(State of Rest、牡4、愛・J.オブライエン厩舎)

 デビュー当初は短距離戦やマイル戦に出走していたが、昨年8月にアメリカ遠征を敢行しサラトガダービー(米G1)でG1初制覇を果たすと、続いてオーストラリアに遠征しコックスプレート(豪G1)を勝利。さらに今年5月のガネー賞(仏G1)を制し3ヶ国でのG1・3連勝を達成した。

 今年6月にはロイヤルアスコット開催に参戦し、プリンスオブウェールズS(英G1)に出走。序盤から先手を主張し、後続の追撃を抑えて4ヶ国目のG1制覇を飾っている。父は英豪でG1を4勝したオーストラリアの名スプリンター・Starspangledbanner。

 
   

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