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「性サービス」を仕事にする女性が語る…どんな男性が来るのか

幻冬舎ゴールドライフオンライン

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※本記事は、リョウコ&イズミ氏の書籍『卒業文集には「美しい人生を生きる」って書いたけど……ソープ嬢なうbyなめ子(前編)』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集をしたものです。

ブログ始めちゃいました(^_^)v

12 駒太 20xx/xx/xx xx:xx

そのころ映画『雪国』が上映され、主演の岩下志麻がよくって、当時の花街には「駒子」が必ず一人はいた。

私もその後『雪国』を観る機会が何度かあり、いまみたいにビデオとかない時代だから映画館で再映されるときなど、暇を見つけて観に行っていた。

深く恋した女の情念、別れる悲しみ、再会するときの喜び、男のつれなさへの苛立ち、身悶えするほどの恋しさ、愛するが故の憎しみ、奥さんへの嫉妬など抑えることができない女の感情をこれほどまでにその目や唇の動き、指先などで表現できる女優はいないと思い、芸者として女を磨くために何度もその演技を勉強しに観に行っていた。

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「ところで、この娘の芸名、なんにしようかしらね?」

「もちろん、駒が付く芸名よねぇ」

「そうなのよ、一人だけ違うと変だし。あの映画のせいで駒の付いた芸名が増えて。本名が芳江ちゃんだから駒芳にすると被るし。う~ん、困ったわね」

みんながうつむき加減に首をひねったり、腕組みして上を向いたりして私の芸名を考えてくれた。お母さんがまた「困ったわね」と言った瞬間、駒芳姐さん、手をポンと叩いて

「お母さん、それっそれっ!」

「えっ、なに、なに?」

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