
世界的ファッションデザイナーの三宅一生さんが、がんで亡くなっていたことが分かった。84歳だった。
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三宅さんは広島県出身で多摩美術大学を卒業後フランスに渡った。伝統的なオートクチュールの技術やデザインを学び、その後ニューヨークでも修行し、ブランド「イッセイミヤケ」をスタート、1973年にパリコレクションに参加した。長年にわたり、世界のファッションをリードし2010年には文化勲章を授章している。
三宅さんのパリの事務所は「彼の喜び、解放、美のエスプリは、後世まで引き継がれることでしょう」とコメントを発表。葬儀告別式は三宅さんの意向により行わないという。(ANNニュース)