私たちの体は、体の表層にあるアウターマッスルと、体の深層にあるインナーマッスルで構成されています。アウターマッスルは、腕の力こぶや割れたお腹など、鍛えた成果がわかりやすい筋肉です。
モチベーションも上がるので、筋トレに励んでいる人も多いでしょう。一方、インナーマッスルは見たり触れたりすることが難しい、いわば裏方のような筋肉です。わかりにくいからこそ、ターゲットとなる筋肉の場所を知っておくことが重要なのです。
たとえば、ひと口に腹筋といっても、一番表層には外腹斜筋があり、その下に腹直筋と内腹斜筋、さらに最深部には腹横筋があります。これら4つの腹筋の中でも、体幹トレーニングで重視しているのは、インナーマッスルの腹横筋。息を吐く動作の主力筋で、腰部への負担を減らすコルセットのような役割も担っています。
トレーニングをするときは「今、ここに刺激を与えている」と意識しながら行いましょう。本来、すべての動作の起点として働くはずの体幹ですが、衰えているのは日常生活の中で十分に使われていないからです。
体幹部の筋肉を刺激して、アウターマッスルとインナーマッスルがバランスよく鍛えられれば、見た目にも美しい姿勢が身につきます。さらに、疲れにくく動作にもキレのある理想的な体を手に入れることができるのです。
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