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千葉雄大と伊藤沙莉を直撃 昭和30年代初頭の新宿の喜劇人たちを描く、KERA作品『世界は笑う』インタビュー

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COCOON PRODUCTION 2022+CUBE 25th PRESENTS,2022『世界は笑う』



劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が手がける最新作『世界は笑う』は、昭和30年代初頭の新宿を舞台に、喜劇人と彼らを取り巻く人々の群像劇。『東京月光魔曲』『黴菌』『陥没』とシアターコクーンで“昭和三部作”を上演するなど、昭和へのこだわりを見せてきたKERAが、昭和の喜劇人を初めて題材とすることでも話題を呼んでいる。若手喜劇俳優を演じる千葉雄大と、踊り子を演じる伊藤沙莉に、作品への意気込みを聞いた。

Bunkamuraシアターコクーン『世界は笑う』スポット映像<東京公演>

ーーKERAさんの舞台への参加が決まってどんなお気持ちでしたか。

千葉:上京してきて初めて観た舞台がシアターコクーンで上演されていたKERAさんの『どん底』だったので、参加が決まって感慨深いものがあります。非常に複雑な舞台で、一言でこうと言えないような余韻のある作品だったことを覚えています。シアターコクーンの舞台に立つのは二度目なのですが、稽古段階から錚々たる皆さんの演技を間近で見ることができて、幸せな時間を過ごしています。

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伊藤:KERAさんの舞台は何作か観ていますが、ステージングなど、観ていて圧倒されるものがありますし、会話劇のテンポのよさだったり、間の取り方だったり、笑いにシビアな方だろうなという印象がすごくありました。会話の流れの気まずい部分を笑いに変えたりするところがKERAさんらしさでもあるのかなと思っていて。何を観てからというよりは、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんという演出家がいるということは、役者をやっているとふっと入ってくる名前ではあったんです。そうなると、不思議な感覚なんですが、自然と目標になるというか、いつか出てみたいという思いがどこか自分の中にありましたね。本当は昨年、ナイロン100℃の公演に客演として出させていただく予定でしたが、こんなご時世なのでなくなってしまって、そんな中ですぐこのお話をいただけて。客演がなくなって悲しいなと思っていた中ですぐお話をくださったこともうれしかったですし、一緒にやりたいという気持ちがなくなっていなかったんだという喜びがすごくありました。

ーー稽古前にワークショップをされたそうですね。

千葉:昭和30年代が舞台なので、その時代背景について学んだり、血肉になるような時間の過ごし方をしました。脚本をいただく前だったので、その期間中に試されているのかなという緊張感もちょっとありましたが、いろいろなことをすごく試せた時間ではあったので、楽しかったですね。いろいろな役をみんなでかわりばんこにやったりしたので、同じ役を演じていてもアプローチの仕方がみんな違って、それを客観的に見ていてもおもしろいなと思いました。ワークショップの芝居を見て、それを台本にどう落とされてしまうのかなとか、自分がアウトプットしたものが反映されてしまうんだ……という緊張感がありましたね。

千葉雄大


ーー台本に反映されているのを感じたりしますか。

千葉:えっ、どうだろう。伊藤さん、どうですか。

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