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2代目バチェロレッテ・尾崎美紀の婚活が成功だと言える理由 「自分にとっての幸せ」を考え直すきっかけに

Real Sound

(C) 2022 Warner Bros. International Television Production Limited

 7月29日に、Amazon Primeで配信中の『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2の最終話が配信され、見事バチェロレッテは”真実の愛”を手に入れ、佐藤マクファーレン優樹と結ばれた。婚活サバイバル系恋愛リアリティショーとして人気を博す同作。SNSでも、果たして誰がバチェロレッテの心を掴むのかの考察や、自分なら誰を選びたいかという妄想でタイムラインが洪水していた。

(参考:【写真】尾﨑美紀、最後のローズを渡した相手とキス

 2代目バチェロレッテ・尾崎美紀が私たちに見せてくれた人生を賭けた婚活に、心が大きく震えたという人も少なくはないのではないだろうか。ひと夏の大恋愛を見届けた私たちは、何を得て、どこへ向かうことができるだろう。

・「結婚向きには見えなかった」相手の意外な一面を見抜く能力

 最終局面でSNSを大きく賑わせた、最後に残った「長谷川かマクファーか」という考察。温和で大人の余裕を感じる長谷川と、芯と自我、そして愛の強いマクファー。両極端すぎる2人ではあったが、マクファーは前半戦で何回か男性メンバーと衝突していたこともあり、SNSでは「結婚向きなのは長谷川なのではないか」という意見が強かったように思う。

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 最後の瞬間まで、2人のどちらを選ぶか悩んでいたという尾崎だったが、最後はマクファーの「裏表のなさ」を評価した。本編中では、自分の意見が強く周りと確執もあったマクファー。彼の母親の話からも、昔から人間関係が不器用だったことが伺える。反面、自身のバスケチームのMGなど、距離の近い人からは「とにかくアツい男」と評価されており、実際の恋愛関係でどのようなコミュニケーションを取るのか、押し測りづらい部分もあった。しかし後日談を観ると、尾崎の好みに合わせてヒゲを剃ったり、髪型を変えたりと献身的な様子も見える。

 結局、尾崎の選択は自身にとって、功を奏していたように感じる。他の人に対していかに意見が強かったとしても、マクファーは尾崎の前では一貫してジェントルマンだった。尾崎は自身の目で見たマクファーを信じて、その素直さを評価したのだろう。結果、視聴者の目から見れば「我が強いのでは」とも思えたマクファーは、実際の恋人関係の中では尾崎に尽くしているようにも見えた。照れ屋な部分があったり、日常生活では仕事が忙しかったりと、いつでも恋愛至上主義の生活は出来ない尾崎に対して、常に歩み寄り愛を囁いてくれるマクファーは、客観的に見ても相性は悪くないように思う。

 最近、SNSなどで「男性が女性にベタ惚れなカップルの方が上手くいく」という意見を散見するが、2人を見ているとまさにその通り、と頷きたくなる。女性目線で見れば、自分のことをお姫様扱いしてくれる男性に悪い気を持つ人は少ないし、男性はゾッコンになれた方が、脇目も振りづらくなり関係性が継続しやすい。いろいろと意見はあったものの、相性のいいベストカップルの誕生は喜ばしい。

・尾崎の婚活が成功した理由

 さて、そう考えると、尾崎の婚活は大成功したとも言える。そして、モニタリングできた私たちも、新しい恋愛視点を得ることができた。バチェロレッテは婚活サバイバルという非日常な環境ではあるが、実際の恋愛市場だってサバイバルだ。好きになった人に複数人ライバルがいることもあるし、マッチングアプリなどで会った初対面に近い異性に告白された時、本当に自分のことを好きと思っているのか分からないこともある。人生でいくつかある恋愛のなかで、どの恋を選択すべきなのか。そしてその恋が相手にとっても選んでもらえるかは分からない……。恋愛は人間関係のサバイバルだ。

 しかし私たちはこの夏、一つの正解を見せてもらった。尾崎の婚活が成功したのは、彼女が美しいからというだけではもちろんない。求婚してくる十数名の男性の中から最も自分と相性の合う人を選ぶためには、確固たる自己分析や優先順位がはっきりしている必要がある。自分と相性の合う人を探す。一言で言えば簡単なように感じるかもしれないが、そんなことはない。

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