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これまでのお仕事ドラマと一味違う? 鈴木愛理が演じる“恋に無頓着な主人公”。『ANIMALS‐アニマルズ‐』7話

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(C)AbemaTV,Inc.

 元「℃-ute(キュート)」の鈴木愛理が連続ドラマ初主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『ANIMALS‐アニマルズ‐』の第7話が放送された。鈴木は主人公の鹿森海を演じ、本田響矢、白洲迅、村上愛花など、Z世代から支持の熱いキャストが集結。第7話では、長嶺(本田響矢)が海(鈴木愛理)に想いを伝えると共に、海の生き方の本質に触れる。恋愛のときめきはもちろん、令和を駆け抜けるキャリア女子にとってもハッとするシーンが描かれた。

(参考:【写真】2人の男性から好意を寄せられる海(鈴木愛理)

 海外で写真を撮るという夢を持つ長嶺は、海との恋を諦めていた。ラーメン屋で榊(白洲迅)と話したことで、2人の恋を応援しようと決心する。一方の海は仕事もいたって順調だ。新しいプロジェクトに意欲的に取り組み、ゆか(小西桜子)と共にアニマルビューティーの海外進出のプロジェクトでも成果を上げていた。だがある日、ゆかが1人で対応するはずのミーティングに寝坊で穴をあけてしまう。その後のフォローも上手くいかなかったゆかに、海は思わず声を荒げてしまった。海自身もまた、余裕がない日々のせいでゆかのミスを受け止められなかったのだ。そんな姿を見た長嶺は、オフィスを飛び出す海を追いかけ、支えようとする。そこで長嶺は、海に対して「好きだ」と告白するのであった。

 ようやくここにきて長嶺の思いが言葉になった。榊を含む三角関係にピリオドは打たれるのだろうか。そんな海の恋愛模様と同じくらい注目したいのが、海の仕事ぶりだ。『ANIMALS‐アニマルズ‐』の面白いところは、よくある女性主人公×お仕事ドラマの典型的な構図とは、また違った切り口で働く女性を描いているところだろう。「恋も仕事も一生懸命な女性」、または「仕事はあと一歩だった女性が恋の力で努力するようになり、やがて認められる」というヒロイン像はこれまでも多く描かれてきた。こうした筋書きには、ヒロインが成功していく様子をわかりやすく見せられる側面があるだろう。しかし本作においての主人公は、今までのヒロイン像とは少々違う。周りから頼られすぎるほど仕事ができるのだが、どうも恋愛への興味が薄いのだ。榊とのデートでも、「まだ恋愛は後回し?」と聞かれると、満面の笑みで「そうですね、仕事楽しいので」と答えているが、恋が前進しない理由もこの辺にあるのだろう。今のところ海は“新しい職場で成長していく”というよりは、“持ち前の能力の高さを正当に評価される場所に転職できた”という印象だ。

 だがここで、海の働き方に一石を投じるのが長嶺の存在なのである。長嶺は「期待されて必要とされて、それをモチベーションにしているからこうなるんじゃないの」と期待に応えることで評価されてきた海の本質にきびしくせまる。実はこれは、海が妹の凪(星乃夢奈)に対して“やりたいことをやるべき”と背中を押すときに、自分のことを「恥ずかしながら、私はなりたい自分がわからないまま生きてきた大人です」と話したことにも繋がっている。もっとさかのぼれば、アニマルビューティーの入社の時に海の課題になっていた「自分の言葉で自分のやりたいことを語る」というところにも通じている。そして、この生き方を体現しているのが長嶺なのだ。だからこそ海は、長嶺の人間性や作品に強く惹かれているのだろう。

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 恋愛+お仕事ドラマとしてのヒロインを描いているかと思いきや、実は海のディープな人生の課題が浮き彫りとなる第7話。いよいよ次週の最終回で、海は自分らしい生き方を見つけることができるのか、そして恋に決着はつくのだろうか。がんばる海たちの姿を最後まで応援したい。

(文=Nana Numoto)

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