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出産後のワンオペ育児に限界寸前、夫の一言に救われた

日刊SPA!

出産後のワンオペ育児に限界寸前、夫の一言に救われた

 夫婦共働き世帯は年々増え続けている。とはいえ、お互いが仕事に追われる状況にもかかわらず、家事・育児の分担がうまくいかずに「自分ばっかり!」と不満を感じている妻は少なくない。

 とくに出産後は慣れない育児に日常が一変し、ストレスを抱えている人もいるだろう。

 そんななかで、今回は夫の言動に「神すぎる!」と感動し、見直したというエピソードを紹介する。夫婦円満に過ごすための参考になる部分もあるかもしれない。

◆「ひとりになりたい」を叶えてくれる夫に感謝

「娘が産まれたとき、夫の仕事は忙しく、休みは日曜日だけ。帰宅は夜の22時、23時が当たり前でした」

 こう話すのは、田中育子さん(仮名・30代)。公園遊びや散歩など、どこかしらに連れて行く日々が続いていた。

「ママ友の親子と遊んで楽しく過ごしてはいました。ただ、娘の要望を聞き続けることにだんだん疲れてしまって。もちろん、娘はこちらが疲れていてもお構いなしです。また、ひとりの時間がまったくないことにもストレスを感じていました」

 ほとんどの家事・育児をひとりでこなしていることにも不満を抱いた。それが爆発しそうになったとき、「ひとりになりたい」と夫にお願いしたそうだ。

◆“子どもは思い通りにはいかない”と実感した夫

「夫は、娘を連れて休日の朝からお出かけしてくれました。『晩ご飯は外で食べてくるから作らなくていいからね』とまで言ってくれたんです」

 途中で電話がかかってくることもなく、その日は自宅で久しぶりにひとりの時間を過ごせた田中さん。「ゆっくり過ごせてリフレッシュできた」と話す。

 しかし、娘と夫は朝8時から夜20時まで出かけており、こんなに長い時間をふたりで過ごす機会は今までなかったため、どう過ごしていたのか気になって仕方がなかったという。

「夫に聞くと、『常に娘のトイレのことを考えていたのに、タイミングが合わなくて漏らしてしまった』そうです。ちょうどおむつが取れてしばらくの頃だったので、トイレのタイミングは常に気をつけている時期でした。夫は、『ずっと娘のことを考えて一緒に行動しているあなたは偉い』と言ってくれました。一日娘と過ごしてみて、自分の思い通りにいかないと実感したようです」

◆子育ては完璧にはできないけど、それをダメだと思わなくていい

 夫は、お漏らししてしまった娘に対して怒ってしまったことにも腹が立ったようで……。

「普段はとても優しい人で子どもに怒るようなタイプではないのに、気が張っていたんでしょうね。私は、“ひとりになりたい”と思っている自分を“なんて悪い母親なんだ”と思っていたので、夫の言葉に救われました」

 週に1日しか休みがない夫には感謝しかないと話す。リフレッシュしたことで、次の日から気持ちを切り替えて娘と過ごせたそうだ。

「子育ては“かわいい”だけではできない。実際、完璧にはできないけど、それをダメなことだと思わなくていいんだと気づかせてくれました」

◆仕事の繁忙期に有給を取ってくれた夫に感動

 コロナワクチン接種で副反応が出てしまった山田美奈子さん(仮名・20代)は、そのときの夫の対応に感動したという。

「子どもが産まれた頃は、『恐い』『正しいやり方が分からない』と言って、夫は一切育児をしてくれませんでした。それでも3ヵ月を過ぎた頃からは、湯船に一緒に入ってくれることだけはしてくれるようになりました」

 2回目のコロナワクチン接種が推進され、夫と山田さんは1週間違いで接種。

「旦那に副反応はありませんでしたが、私は40度の高熱と極度の筋肉痛で起き上がることもできなくて更に最悪なことに、母乳への移行があるらしく薬を飲むこともできない状況だったんです」

 子どもは母乳を大量に飲む時期だった。ミルクが嫌いで、麦茶も全く飲まない。山田さんは、意識が飛ぼうが、体が悲鳴をあげようが、母乳を与えなければならない状況だった。そんななか、夫が予想外の行動を起こす。

◆子育てに対して積極的になった夫

「旦那がスッと立ち上がって会社に電話をかけ始めたんです。仕事は繁忙期のはずですが、2日間も有給を取得してくれました。そして、私が必死になって壁にへばりつきながら体を起こして子どもに母乳を与えようとしたときにも、飲み終えるまで旦那が支えていてくれました。さらに、『寝ていても大丈夫だよ。あとは俺がやるから。分からなかったら聞くから』と、ほかの育児も代わってくれました」

 お風呂に入ったあとは、子どもの体にきちんと乳液を塗って、洋服を着せてくれたという。

「他の家庭では普通のことだったのかもしれません。でも、私にとってはこんなに感動した日はありませんでした」

 この日を境に、夫は見違えるようになったそうだ。

「休みの日には積極的にお風呂やおむつ替えをやってくれるようになりました。現在、1歳6ヵ月を迎える息子。パパ特製の離乳食が大好きで、手を叩いて喜ぶほどです。私の育児ストレスや不安もグッと減りました。最初は育児に対して不安はあるかもしれません。だからと言って傍観せずに勇気を出してみてほしいです」

 山田さんはそう言って、全国の新米パパさんにエールを送った。

<取材・文/chimi86>

【chimi86】
ライター歴5年目。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。Instagram:@chimi86.insta

―[家事・育児、夫の言動に感動した瞬間]―

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