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【メモ例あり】1日に平均2人との婚活アポをこなす、28歳女の“秘密のノート”とは?

東京カレンダー

20代で“本気の婚活”をする女性の実態を、あなたは知っているだろうか?

東カレ読者から「20代女子の婚活事情」を募集したところ、生々しい体験談が続々と集まった。

彼女たちの中には「結婚適齢期が近づいてきたから」といった、安易な理由で婚活をする人などいない。

平均初婚年齢が30歳近い昨今でも、U-29のうちに“特別なひとり”を見つけようと、婚活というサバイバルに果敢に挑んでいる。

焦る気持ちを笑顔の裏に隠し、令和の時代をたくましく生き抜く、婚活女子のリアルな姿を覗いてみよう。

▶前回:「デート相手は、友人とシェアします」結婚を焦る女から飛び出した、衝撃の婚活プラン



【今週の婚活女子】

名前:ハナ(仮名)
年齢:28歳
職業:百貨店総合職
婚活歴:6年
タイプ:昔ながらの3高(高収入・高学歴・高身長)の人
結婚後:専業主婦希望


今回登場する婚活女子は、「“3高”の男性と結婚してどうしても専業主婦になりたい」というハナさん(仮名)。

令和の今、“3高”ではなく“3平”や“4低”などという言葉も出てきているが、ステータスにこだわる女性は未だ多いもの。

昭和的な結婚観を持つ彼女は一体どんな婚活をしているのか…?


ハナさん:23歳のとき、大学時代に交際していた彼と遠距離になり、将来に対する考え方も合わなかったため別れてしまいました。

ちょうどそのころ、会社の同期や親しい友人が寿退社や産休ラッシュに入って。その波に乗りたいと思い、婚活をスタートさせました。

東カレ編集部:周囲が結婚し始めると、結婚願望が高まりますよね!ハナさんは、どんな婚活をしているんですか?

ハナさん:マッチングアプリや結婚相談所、あとは婚活パーティーや友人からの紹介など、あらゆる手段を使っています!

東カレ編集部:お忙しそうですね…!

ハナさん:めちゃくちゃ忙しいです(笑)。平均して1日に2人と会ってますよ。1週間のスケジュールをまとめると、だいたいこんな感じですね。

月曜日 休日 結婚相談所で活動
火曜日 仕事
水曜日 仕事 夜アポ
木曜日 仕事
金曜日 仕事 婚活パーティー
土曜日 休日 お見合い+合コン+相席屋
日曜日 仕事 夜アポ

東カレ編集部:お仕事以外の時間は、ほとんど婚活って感じですね!

ハナさん:不定期勤務で土日休みが限られてしまうので、休みのときは婚活の予定が集中してしまうんです。また出かけるときはせっかく街へ出るので、その前後に婚活パーティーの予定を入れるようにしてます。

東カレ編集部:婚活経験が豊富なハナさんですが、印象に残っている出来事ってありますか?

ハナさん:そうですね…。以前会った男性の発言で、不快な思いをして。それが“あること”を始めるキッカケになりました。


ハナさん:アプリで出会った男性と、2回目のデートのとき「ドライブ好きだったよね~。確か最近、車買ったんだっけ?」と言われたんです。

でも私は、ペーパードライバーなうえにマイカーも持っていません。なので私以外の人と同時進行しているなぁ、と気づいてしまって。

東カレ編集部:それは萎えますね…。

ハナさん:その経験から「自分は同じことをしないぞ」と決めて、婚活メモを取り始めたんです!

相手と実際に会う前は、プロフィールと事前のメッセージのやりとりをメモして。会った後は、相手と自分が話した内容をメモしています!

東カレ編集部:なるほど。メモを取ることで、相手の情報を忘れないようにしているんですね。どんなことが書かれているか気になります…!実際に見せていただけますか?

ハナさん:いいですよ、こんな感じです。



東カレ編集部:これを見るだけで、人柄がだいたい想像できるくらいの情報量…。まるで面接のエントリーシートですね。

ハナさん:そうなんです(笑)。会話するときは質問攻めする面接官みたいになってはいけないので、会話のもっていき方には注意して話すようにしてます。

東カレ編集部:メモを取るようになって、以前と変わったことはありましたか?

ハナさん:婚活は相手を知ることが大事だと思っていますが、いろんな人と時間をかけて何往復もやり取りするのはムダだと思ってます。なので聞きたいポイントだけ押さえて、早めに判断するようにしてますね。

東カレ編集部:なるほど。特にハナさんは、婚活の予定が多いですもんね。

ハナさん:そうですね。あとはメモを見返すと、楽しくなかったときは量や書き方に差があるんですよね~。パッと見たときに雑だったり、内容が薄かったり。

メモにすることで、自分の気持ちの整理にも役立っているのかもしれません。



東カレ編集部:自分の素直な気持ちも改めてわかるんですね!そういえば、先ほどのメモに書かれていた男性とはどうなったのでしょうか。

ハナさん:彼とは2回会って終わっちゃいました。特別イヤなことがあったわけではないんですけど、フィーリングが合わないと思ってしまいまして…。

メモにもある通り、彼はスキーや寒い地域に彼女と行きたいタイプの方だったのですが、私はスキーが大嫌いで。旅行も温暖な地域がいいので、やっぱり合わないと思いました。

東カレ編集部:そうだったんですね…。では今までに「この人いいな!」と思った方はいらっしゃいましたか?


ハナさん:強く惹かれたのは、相談所経由で知り合ったお医者さんですね。会話が和やかで楽しく、立ち振る舞いもスマートな男性だったんです。

医師という職業も尊敬できるし、ルックスもよくて。自分にはもったいないと思うくらい素敵な人でした。

でも彼は過去に婚約破棄を経験していて。そのときの女性と、私の地元や年齢が全く一緒だったんです…。それで「知り合いかもしれないと考えると、前に踏み切れない」とお断りされてしまいました。



東カレ編集部:婚約破棄になった元カノと、共通点が多かったんですね…。でもそんな理想の男性を逃すなんて、結構ショックだったんじゃないですか?

ハナさん:いや、実は内心ホッとしました。その方とお付き合いすることを考えたとき、自分のスペック面に自信がなくなっていたので。

この人との出会いで「素敵な男性の隣を自信持って歩けるように、自分磨き頑張ろう!」と思えるようになりました。

東カレ編集部:具体的にどんなことをしてるんですか?

ハナさん:ダイエットや体型維持、定期的にサロンにも通ってトリートメントをしたり。教養を高めるために、ニュースやトレンドをチェックしてますね。

あとは素敵な人に出会うための“願掛け”の意味も込めて、興味のない男性とは遊ばないなど、自分を大切にするようにもしています!

東カレ編集部:教養を高めたり、自分を大切にすることも重要なポイントなんですね。ところで、ハナさんの周りは結婚されている方が多いと仰っていましたが、焦りを感じるときはありますか?

ハナさん:既婚&子持ちの友人と食事に行って、順番にお会計するときですかね。友人は子どもの分も含めてお会計する中で、私は自分の分だけ。

しかもそのときに指輪のない薬指がふと目に入ると、とても切ない気持ちになります。いつになったらそっち側にいけるんだろう、と…。



東カレ編集部:ハナさんはこんな人と結婚したいな、など理想の男性像はあるんですか?

ハナさん:専業主婦になれる人と結婚したいです!なので、昔ながらの3高(高収入・高学歴・高身長)の人がタイプですね♡

東カレ編集部:専業主婦になりたいって、今どき珍しいですね!

ハナさん:今は正社員でバリバリ頑張っていますが、母が専業主婦の家庭で育ったので。共働きの生活が想像できないんです。

東カレ編集部:「高収入な人がいい」とのことですが、どんなお仕事をされている男性が理想ですか?

ハナさん:経済力が安定している大手企業勤めや、士業(医師・弁護士)の方に絞って婚活しています!

落ち着きのあるインテリな男性を狙っていて、清潔感や清純感をアピールしたいので、初めて会うときは爪を短く切り、ネイルはしません。あとはイヤリングもしていかないように気をつけていますね。

東カレ編集部:結婚して専業主婦になった後は、どんな生活を思い描いているんですか?

ハナさん:夫と子どものために時間を費やす生活をしたいです。子どもの習い事の送迎だったり、お受験ママも大変そうですが、憧れがあります!

だから「相手も高学歴だったら、子どもに勉強を教えられるよなぁ」とか、ついつい妄想しちゃいます。

夫や子どもたちにとって「今日は疲れたから、早く家に帰りたいな」と思ってもらえるような家庭を作るのが夢ですね♡



1日に複数のアポをこなし、婚活メモまで作っている“婚活アグレッシブ女子”のハナさん。

6年に渡る努力が実り「素敵な男性と結婚できました!」という報告が届くのを、東カレWEB編集部は心待ちにしている。


▶前回:「デート相手は、友人とシェアします」結婚を焦る女から飛び出した、衝撃の婚活プラン

▶1話目はこちら:婚活歴4年、25歳でゴールイン!その緻密な戦略と妥協ポイントとは

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