
ギヨーム・ブラック監督の最新作『みんなのヴァカンス』が、2022年8月20日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開となります。またユーロスペースでは、『女っ気なし』『やさしい人』『7月の物語』など、ギヨーム・ブラック監督の特集上映も同時開催いたします。

©2020 – Geko Films – ARTE France /
本作は『7月の物語』(17)に続いて、ギヨーム・ブラック監督がフランス国立高等演劇学校の学生たちと制作した作品。もともとテレビ放映用の企画であったが、その高いクオリティーが評価され、第70回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に出品され、国際映画批評家連盟賞特別賞を受賞した。
女の子、もてない男、水遊び、サイクリング、嫉妬、諍い…。
勢いにまかせて夏を謳歌しようとする若者たちの姿を、ギヨーム・ブラック監督が優しい眼差しで描いた青春映画。南フランスのきらびやかな風景の中、不器用で愛おしいヴァカンスが、静かに映し出されていく。
公開決定に際し、ギヨーム・ブラック監督より動画メッセージと、加瀬亮さん、深田晃司監督(映画監督)よりコメントが到着いたしました!
広告の後にも続きます
◆ 加瀬亮 コメント
人が本当に正直に演じるとき、人が本当に正直に監督するとき、
映画は瑞々しく観客の心の奥底に、人生そのものに流れ込んでくる。
◆ 深田晃司(映画監督)コメント
喧嘩する男女がやがて恋に落ちていくのはラブロマンスの典型だけど、『みんなのヴァカンス』はそれをひっくり返しさらに楽しく、 この上なく優しい変奏で見せてくれた。ヴァカンス映画というもはや古典的ジャンルの魅力を確実におさえながら、間違いなく現代 の映画にさらりと仕上げた監督の手腕に拍手。何より夏の旅行欲を存分に満たしてくれる映画だった。
◆ ギヨーム・ブラック監督 動画メッセージ

copyright Trois Couleurs)