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包括連携協定で、世界に「余市のワイン」を発信!北海道余市町×「リーデル・ジャパン」

ワイン王国

齊藤:その後、1970年代になってリンゴの価格があまり上がらなくなったことから、ブドウの栽培に転換していきました。生食用のブドウと同時にワイン用ブドウの栽培も始まり、現在のワイン産地としての余市の基礎を作りました。産地として注目されたターニングポイントは、「ドメーヌ・タカヒコ」が余市にやってきた2008年~10年あたりです。ピノ・ノワールの産地として北海道、特に余市はポテンシャルが高いということで、「ドメーヌ・タカヒコ」の進出がきっかけとなって、注目を浴びるようになりました。

アンギャル:「ドメーヌ・タカヒコ」の曽我貴彦さんは、なぜ余市のピノ・ノワールが良いとしたのですか?

齊藤:余市でピノ・ノワールの栽培が始まったのは1982年くらいです。1970年代は冷涼地域に適したドイツ系の白ブドウ品種のケルナーやミュラートゥルガウ、黒ブドウならオーストリアのツヴァイゲルトレーベが主流でした。しかし、80年代になってピノ・ノワールを農家たちが栽培するようになり、ピノ・ノワールの生育に適した土地として知られるようになりました。(当時は本州のワイナリーで農場長をしていた)曽我さんは「(そんな歴史のある)余市のピノ・ノワールは素晴らしい」として、自ら余市に来てドメーヌを立ち上げたのです。

アンギャル:そうだったのですね。

齊藤:余市のワイン用ブドウ品種は、ケルナー、ツヴァイゲルトレーベが圧倒的に多いのですが、ワイン好きの消費者がワインショップに行って、ケルナーやツヴァイゲルトレーベを第一に選択するか?というと必ずしもそうでありません。今のワイン好きの方は、赤ならピノ・ノワール、白ならシャルドネという人が多いと思います。もちろんケルナーやツヴァイゲルトレーベを否定するつもりはまったくありません。しかし、マーケティングの視点や産地としてさらに向上していくという意味では、ピノ・ノワール、シャルドネに重点的に切り替えていくことが、今後の産地として発展していくには必要ではないかと思っています。(続く)

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この後、ブルゴーニュのピノ・ノワールと比較した余市産ワインの個性や、日本におけるGIの課題、特徴的な味わいの表現としての「ダシっぽさ」はどこから来るのか? 海外からの評価はどうか? 料理とのペアリングなどについてインタビューは続く。

↓この続きは、YouTubeで!↓

「〈日本ワイナリーツアー〉北海道余市町 齊藤町長が語る余市産ワインの魅力とポテンシャル」https://www.youtube.com/watch?v=B-j_bnrr-Ms&t=0s

★最新ニュース!!★
2022年8月3日、「リーデル銀座店」内に余市産のワインが購入できる「余市ワインツーリズム ポップアップコーナー」がオープン!

リーデル銀座店
〒104-0061
東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル 1F
TEL.03-6264-6128
https://www.riedel.co.jp/shop/ginza/

問い合わせ先:余市町経済部商工観光課 TEL.0135-21-2125

text by Tomoko HONMA

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