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『ドラゴン桜』で東大生も納得した「面倒くさがりなのに、優秀な人の特徴」

日刊SPA!

『ドラゴン桜』で東大生も納得した「面倒くさがりなのに、優秀な人の特徴」

―[貧困東大生・布施川天馬]―

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

◆東大生はどんな「努力」をしているのか?

 皆さんは、ご自身を努力家だと思いますか? 「努力できることも才能」なんて言われることもありますが、やはりどれだけ才能があろうとも、まずは努力ありきのものだと僕は思います。

 だからこそ、努力は大切なのですが……大変残念なことに「努力=苦労すること」だと思っている方が多いように感じるのです。

「毎日何時間やったから」「何年続けたから」、そんな苦労自慢ばかりで己の努力を振り返るのは非常にもったいないように思えます。

◆「勉強は苦労して行うもの」ではない

 たとえば、勉強。勉強という字は「勉(つと)めて強いる」と書くように、嫌なこと(でもやらないといけないこと)の代表格。だからこそ、苦しいことのように思われがちです。

 僕の周りの大人に聞いても、教えている生徒たちに尋ねてみても、みんな「勉強は苦労して行うもの」というイメージがあるように思えます。

 でも、それは大きな誤りなんです。たとえば、僕なんかは非常に面倒くさがり。上達のためにわざわざ苦労する道を通ろうなんて、夢にも思いません。さらに勉強に限らず、あらゆる分野で上達するためには、この「とにかくラクをしよう!」という思考法が役に立つと考えています。

◆東大生の多くが「面倒くさがり」

「そんなの、お前だけだろう」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 しかし、僕の周りの東大生たちも多くが面倒くさがり。僕らの勉強の実力は、実はいろいろなことを面倒くさがったおかげで身についたものなのです。

 落ちこぼれ受験生たちの東大受験の様子を描いた名作マンガ『ドラゴン桜』でも、その様子が描かれています。「面倒くさがりこそ、上達が早い理由」が端的に紹介されていました。

◆大きな川を前にしたとき、どんな選択をするか?

 幅20mある川を渡る必要に迫られて際、皆さんならどういう選択するでしょうか? その川は流れが遅く、深さは腰やや下あたり、上流にも下流にも橋は見当たらないものとします。

『ドラゴン桜』の桜木健二先生は、「たとえ遠回りに思えてもまずは情報を集める」「濡れるリスクを冒して川に入って自力で渡るほうが面倒臭いと考える」と東大生たちの思考パターンを解説しています。

 僕もそんな川を目の前にしたなら、きっと近くの人に聞き込みをしたり、看板を探したりして向こう岸にわたる手がかりを探します。

 理由は作中で紹介されていたのですが「面倒くさい」から。

◆どちらが「マシか」を検討する

 正確には、2つの面倒くささを比べて、どちらのほうがマシかを検討しています。深さもわからない、どんな生物や菌がいるかもわからない、なんなら冬場なら凍死のリスクすらもあるのに、川を泳いで横断するなんて、僕はそちらのほうがよっぽど面倒くさいと思うからです。

 勉強は、たとえていうなら大きな川。川を自力で泳ごうとすることもできますが、そんなことをして下流に流されてはたまったもんではありません。

 西暦2000年をとうに超えているにもかかわらず、過去に積み上げられた遺産を無視するのは、ちょっと効率が悪いというものでしょう。人に聞くこと、調べることはまわりまわって、最短ルートになっているのかもしれません。

【布施川天馬】
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある(Twitterアカウント:@Temma_Fusegawa)

―[貧困東大生・布施川天馬]―

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